『アメリカの心』レビュー!自己啓発本のアメリカVer【古本】

『アメリカの心』という書籍をご存じですか?

以前日経新聞の何かのコラム記事で存在を知り、それ以降探していたのですがついに購入できました。

紹介しといて何ですが、『アメリカの心』は既に廃盤で新品を購入することはできません。

目次(クリックでジャンプ)

『アメリカの心』は企業広告をまとめた本

そもそも『アメリカの心』とはどんな内容なのか。

アメリカの「ユナイテッド・テクノロジーズ・コーポレーション」という企業が、「ウォールストリート・ジャーナル」(経済新聞)に掲載してきた企業広告を75本集めまとめた書籍。

なぜ企業広告がまとめられたものが書籍になるのか?

通常、企業広告と言えば商品やサービスをアピールするものです。

ただ、「ユナイテッド・テクノロジーズ・コーポレーション」が掲載していた広告は、イシュー広告・アドボカシー広告と呼ばれるもので、商品やサービスに一切触れない内容の広告でした。

同社会長のハリー・グレーさんという方が、経営者としての主張・意見を訴える広告だったのです。

それがアメリカの一般大衆の心を揺さぶり、感動や感銘をもたらすものだったため書籍化したそうです。

有能な経営者の言葉って、いつの時代も魅力的なんですね。

お金をかけて掲載する広告で、自社商品を全く紹介しないっていうこともあるんですね。
日本ではあまり聞かないような気がします。

和訳に違和感もあるけど良本

本と赤ペン
  • 1987年11月発売
  • 全208ページ
  • 発行所:学生社
  • 翻訳者:岡田芳郎、楓セビル、田中洋

私の生まれ年に発行された本、廃盤になってても仕方ないですね。

アメリカ人のメッセージを集めたものなので、原作は英語で、今書籍はその翻訳版になります。

翻訳版特有のやや違和感のある文章なので、ちょっと読みにくいかな。

ただまあ、物語ではなくメッセージ的なものなので、それほど苦にはならないですけどね。

見開きで左ページに翻訳版・右ページに原文がそのまま載っているレイアウト。
英語が読める方は原文のニュアンスも感じ取れるんでしょうか。

英語勉強中の方にも使える本なのかもしれませんね。

知らんけど。

現代でいう自己啓発本と似ている

本屋の外観

『アメリカの心』には75本のメッセージが掲載されています。
1メッセージあたり1ページなのでさくっと読めちゃいます。

スキマ時間に重宝するタイプの本です。

1時間もあれば充分読み終える程度のボリューム。

30年以上前の本ですが、現代にも通ずる魅力的なメッセージが多かったと感じました。

当然ながらアメリカとは文化や生活様式も違います。
違和感のあるものや、意味の解らないものもありましたけどね。

現代でいう「自己啓発本」のような内容ですね。

いつの時代もこういった自己啓発系は人気あったんですね、ちょっと親近感。

『アメリカの心』で印象に残った言葉4選

二人の子供が勉強

いくつか印象に残ったメッセージを一部抜粋しながら紹介してみます。

「引用」ではなく「転載」になる可能性があるため、全文は掲載しません。

22.家族とのきずなを強めるアイデア

毎晩、家族の誰かが自分の好きなものを選んで読めばいい。

想像して見なさい、365日の間にあなたの家族がどんなに幅広いテーマを読むことになるかを。

あなたの子供たちにちゃんとした読書の習慣をつけるにはなんとも効果的な方法ではありませんか。

引用元:アメリカの心 58ページ 家族とのきずなを強めるアイデア より一部抜粋

親が子供にしてあげられる、最も簡単で効果的な教育なのかもしれませんね。
本を読むだけではなく、子供には色んな話をしてあげたいなと思います。

45.ささいな出来事

人生の大きな賞をつかまえようとあせらずに、人生のささやかなよろこびを楽しむことだ。

誰にでもたっぷりとわけ前あるよろこびを。

引用元:アメリカの心 104ページ ささいな出来事 より一部抜粋

快適さに囲まれて生活していると、何気ないささいな喜びや感謝を忘れがちだったかもしれません。反省。

そういえば今日、スーパーで入り口に近い駐車スペースに車を停められた。
何気ないよろこびに感謝。

54.言ってしまって後悔するより

ときに君は口走ってなにか心にもないことを言ってしまう。

しかし言葉はいちど飛び出すと、まるで発砲された弾丸のように、もうもとへは戻らない。

アメリカの心 122ページ 言ってしまって後悔するより より一部抜粋

私、最近はだいぶマシになりましたが、割と思ったことが口に出てしまうタイプです。
口は災いの元なんてよく言ったもので、気を付けなければいけませんね。

反省。

56.スノッブ・アピール

ある人たちはひとつの事をあまりにもよく知っているためにそれにあまり知識がない人たちを見くだす。

アメリカの心 126ページ スノッブ・アピール より一部抜粋

自分の教養って、自分より劣っている人にアピールしたくなるもんです。
アピられてる側は、あんまりいい気はしないはず。

気をつけなければですね。

まとめ:『アメリカの心』はちょっと古い異国の自己啓発本

アメリカ国旗

・30年前の本だけど、現代にも通じるメッセージは多い
・今も昔も自己啓発は人気あったんだな
・やはり翻訳版は少し違和感、読みにくい
・英語の勉強にも使えそう

全体的には、印象に残るメッセージも多く非常に良い本だなという感想です。

ここまで紹介しておいて何ですが、『アメリカの心』はすでに廃盤になっていて新品では売っていません。

フリマ・オークション・古本屋にはあると思うんで、気になる方は是非探して見て下さいね。

ネットオフ は結構掘り出し物があるし安いんで要チェックですね。
全然探していたものじゃない本買っちゃったりします。

定価より高値がついている場合が多いです。

何年後かにまた読みたいなっていうのと、子供がもう少し大きくなったら読んで欲しいなと思う本でした。

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