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パネルヒーターエア抜き手順解説!DIYで簡単メンテ【セントラルヒーティング】
我が家の暖房はパネルヒーター、いわゆるセントラルヒーティングです。
そんなパネルヒーターのメンテの定番「エア抜き」について記事にしてみます。
パネルの温まりがイマイチになったときはまずエア抜き。
- DIY苦手
- 不器用
- 機械音痴
そんな方でもきっと大丈夫、エア抜きは驚くほど簡単。
さすがに手ぶらでは出来ませんが汎用品の道具さえあれば余裕のよっちゃんです。
今記事は我が家のパネルヒーター(ディンプレックスジャパン製プルモパネル)を用いて解説しています。
>給湯器の修理・交換を検討してみるパネルヒーターのエア抜きが必要なとき
我が家は新築1年目、今回初めて迎える冬になります。
新築なんで絶好調だろうと思っていましたが、パネルヒーターのエア抜きを何度か行いました。
新築だろうが中古だろうが、パネルヒーターはエアが溜まるもんらしいです。
セントラルヒーティングの宿命ですね。
ではどんなときにエア抜きを行うべきなのか。
- パネルヒーターの温まり方が均一でないとき
- パネルヒーターから「ゴポゴポ」音が鳴るとき
主にこの二つを目安にエア抜きしてやるとよいそう、顔なじみの設備屋さんに教えてもらいました。
ちなみにエアが溜まるのは2階建ての場合、2階のパネルヒーターが多いみたいです。
確かに我が家(木造2階建て)の場合を考えると主寝室(2階)と洗面室(2階)でエア溜まりすることが多いですね。
エアが溜まる原理については、よくわからないのでこの記事でははしょります。
興味のある方はググって下さいね。
エア抜きに必要な道具は2つだけ
パネルヒーターのエア抜きに用意するものは2つだけ。
- タオル
- エア抜きのつまみを回す工具
つまみを回す工具は、専用のものでなくとも構いません。
ラジオペンチ・マイナスドライバーなどの工具でも代用可能です。
要は、つまみを緩め・締められれば何でも大丈夫です。
身近な工具で言えばマイナスドライバーが代用品としてオススメ。
↑写真のような感じで、つまみ部分にマイナスドライバを差し込んで回せばOKです。
私の場合、設備屋さんが専用工具を一つ分けてくれたのでそれを使っています。
ゼンマイみたいな見た目ですね。
つまみを回す専用工具についてネットで検索してみましたがヒットせず、一般に流通しているものなのかわかりませんでした。
パネルヒーターのエア抜き手順解説
パネルヒーター側面上部の白い部分をクルクルと回して、小さな穴を探します。
この小さな穴サーモスタッド調整バルブの反対側についています。
この穴からエアー・不凍液が出てきますので、不凍液を受け止めやすい角度にしておきましょう。
小さな穴にタオルを当てておきます。
側面の四角いネジを専用工具又はラジオペンチ・マイナスドライバーなどで緩めます。
通常のネジと同じで左回しで緩みます。
「シュー」という音とともエアーが抜けます。
エアが抜けきると「シュー」という音が消え、先ほどタオルを当てた小さな穴から不凍液が出てきます。
不凍液が出たところでエア抜きおしまい。
「不凍液が出た=エアが抜けきった」という事になります。
もしもエアが溜まっていなければ、いきなり不凍液が出てきます。
STEP3で緩めた四角いネジをしっかりと締めて作業は完了です。
エア溜まりが疑われる各パネルヒーターで、STEP1~4の作業を行います。
私は暖房をつけたままエア抜き作業を行っています。
暖房をつけたまま作業する場合、手順(3)で高温の不凍液が出てくる可能性ありなので注意が必要です。
エア抜き後の確認事項は2つ
- パネルヒーターの温まりが均一に戻ったか
- 「ゴポゴポ」音が無くなったか
この2点を確認してみましょう。
見事解消していればエア抜き大成功ですね。
エア抜きでも解消しなければ設備屋さんに即連絡
もしエア抜きで解消しないようでしたら、設備屋さんに相談することをオススメします。
温まり方がイマイチ程度ならまあ何とかなるでしょうが、致命的な故障の前兆だったらまじで命に関わります。
北国の冬を舐めたらアカン。
>給湯器の修理・交換を検討してみる予備暖房を準備しておくことも大事
エア抜きで手に負えない場合はもちろん設備屋さんなどの専門家に対応を依頼するしかありません。
ただまあ、どれ程腕利きの設備屋さんだとしても、物理的な問題ですぐさま修理できない場合もあるでしょう。
- 交換部品が手に入らない
- 忙しくて訪問まで時間がかかる
- 修理難易度が高く時間がかかる
そんなときに備えて、予備的に暖房器具を用意しておくことも重要な備えです。
まとめ:パネルヒーターのエア抜きは簡単
パネルヒーターのエア抜き、とっても簡単でしょ?、一度やれば二度と忘れないほど簡単です。
北国で暖房の不調は死活問題、早めの対処が肝心です。
とにかく設備屋さんを呼ぶというのもありですが、すぐに来てくれるとは限りません。
金額うんぬんよりも、スピードが大事なのです。
パネルヒーターはシーズン前に絶好調に、シーズン中も絶好調に。
厳しい冬も暖かく快適に過ごしましょう。
エア抜きしてもパネルヒーターの温まりがイマイチならば、それはもう速攻で設備屋さんに連絡です。
北海道の冬で暖房不調はまじで命に関わる一大事。
予備として、暖房器具を用意しとくのも大事かもですね。
>給湯器の修理・交換を検討してみる