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【ICL体験】眼鏡コンタクト不要の世界を金で買う【事前検査~手術当日】
コンタクトとメガネを併用して早20年の35歳サラリーマン。
裸眼生活に焦がれて焦がれて、2023年12月、ついにICL手術を受けてきました。
ということでね、今記事ではICL手術事前検査を含め手術までの流れを実体験を基にご紹介していきます。
ICL手術に興味がある方、参考になれば幸いです。
翌日検診以降は下記記事参照。
ICL手術を品川近視クリニック札幌院で受けてきた
まずICL手術とは何ぞやという話しになりますが、、簡単に言えば眼の中にコンタクトレンズを埋め込む手術のこと。
小さなレンズを眼の中に挿入し、近視・遠視・乱視を矯正する治療法です。日常の面倒なお手入れや、取り外しの必要が無いことから「眼内コンタクトレンズ」とも呼ばれています。角膜の厚さや近視・乱視の度数に関係なく受けることができるのが特徴で、レーシックが不適だった方や、角膜が薄い方、強度近視、円錐角膜など、角膜形状が不正な方にも適しています。
引用元:品川近視クリニック
「眼の中にコンタクトレンズを埋め込む」、言葉だけ聞くとかなりイカれた発想ですよね。
品川近視クリニック札幌院の決め手はアクセスと価格
札幌・札幌近郊でICL手術をできる病院、いくつかある病院から私が選んだのは「品川近視クリニック札幌院」。
品川近視クリニック札幌院を選んだ理由は、自宅からの通いやすさと金額。
ICL手術は、事前検査・手術当日・翌日検診・1週間検診・1か月検診・6か月検診・1年検診と、手術を受ける前後で少なくとも7回は来院する必要があるため、アクセスの良さはかなり重要。
価格については各病院の公式HPから確認してもらうとして、事前検査・術後定期健診も含めた価格で比較すると、品川近視クリニック札幌院はかなりお手頃価格(2023年11月現在)。
大金と引き換えにメガネ・コンタクトの煩わしさから解放
品川近視クリニックのICL手術が他に比べてお手頃価格とはいえ、50万円を超える(2023年11月現在)出費は結構なものでしょう。
ただですね、メガネ・コンタクト愛用者ならわかるでしょうが、コンタクトとメガネの管理がとにかく煩わしい。
- 温泉・サウナ・プール
- コンタクト・メガネの購入
- コンタクトケア用品の購入
- 旅行時のコンタクト・ケア用品・メガネの準備
例えば上記のような場面、ICL手術によって全てどうでも良くなります。
ICL手術を受けずにコンタクトレンズ・メガネを使い続けた場合とICL手術を受けた場合とで、コストを比較し元を取れるかと言えば正直微妙なところではあるんですが、「裸眼で快適な視野を手に入れる」ことはまじでプライスレス。
借金してまでICL手術を受けるかと言われればちょっとアレですけど、生活に支障をきたさず支払える金額であれば迷わずオススメします。
ICL手術の事前検査をWEB予約(無料)
ICL手術はれっきとした手術であって、もちろん事前検査が必須です。
品川近視クリニックの場合、事前検査の予約はWEB。
予約フォームに個人情報・検査希望日などを入力して登録(送信)、私の場合はWEB予約をした2時間後にフリーダイヤルから電話が来て事前検査日の予約を確定しました。
結構混んでいるみたいで、1か月先の土曜を希望したところ残り2枠しかなく、希望日は叶ったけど希望時間は叶わずでした。
ICL手術事前検査の注意事項は3つ
予約のときに説明を受けますが、ICL手術事前検査に向けて注意事項がいくつかあります。
概ね下記3点がポイントですかね。
- 検査当日、車運転での来院NG
- 検査3日前からコンタクトレンズの使用NG(近視用ソフトレンズの場合)
- 身分証明書の持参
検査日3日前からコンタクトレンズの使用はNG。
「3日前から」、これはあくまで近視用ソフトレンズの場合であって、他の種類のレンズは使用NG期間がもっと長くなるみたいです。
たった3日間のコンタクトNG期間が地味に辛かったりするんですが、正確な検査を受けるためにもここは頑張りましょう。
ICL手術事前検査~手術日決定
続いて、ICL手術事前検査当日~手術日決定までの流れをご紹介します。
事前検査当日、車運転はNGなので公共交通機関で来院するわけですが、札幌駅から徒歩5分程度とアクセス抜群。
外壁の大きなカニでおなじみ、「かに本家」の隣「NC北専北三条ビル」の三階に品川近視クリニック札幌院があります。
ちなみに「かに本家」、値は張りますがビールもカニもめちゃくちゃ旨いし接客も良い。
NC北専北三条ビルはカフェとか居酒屋とか入っているビルで、こんなとこに眼科あんのかよって感じです。
院内には無料ロッカーがあり、手荷物を預けておけるので買い物後の来院でも安心です。
ICL手術事前検査は時間かかる
受付を済ませ問診表を記入・身分証明書確認後、検査が始まります。
視力検査はもちろんのこと、眼圧やら細胞数やら瞳のサイズやら、ICLに必要な検査を特に説明もなくガンガン進んでいきます。
スタッフの手際が良く待ち時間はほとんどなくドンドン進みますが、瞳孔を開く目薬を打ってからの待ち時間、手術・注意事項の説明、先生の診察・問診があるため、全部で2時間半程度かかります。
基本的にはどの検査も一瞬で終わるんですが、視力検査はじっくり時間をかけるので結構ダルイですね。
ま、視力はICL手術のキモなので仕方ないんですけどね。
各検査の内容・説明は特段ありませんでしたが、当然聞けば教えてくれるのだと思います。知らんけど。
前金(レンズ代金)19万円の支払い
各種検査・問診が終われば事前検査は終了。
受付でこのままICL手術を進めるか否か確認があり、手術をするとなれば前金19万円(2023年12月現在)をこの段階で支払います。
クレジットカード決済可能なので現金は不要。
もちろん領収書が貰えますので、医療費控除のために保管しておきましょう。
この前金はICL手術に使用するレンズ代金で、前金を払った段階でレンズの発注手続きが進み、レンズ納期・手術日の確定へと繋がっていきます。
もちろん私はICL手術を受ける気満々なので、この時に前金を支払いました。
手術同意書や手術のパンフレット、手術3日目から点眼しておく目薬を受け取り帰路につきます。
帰路につく段階では瞳孔を開く目薬を差しているため視界がぼんやりしたまま。
遠くも見えなければ手元もぼやけるので、読書やスマホは厳しいですね。
レンズ納期が確定したら手術日の確定
無事検査が終わり前金も支払い、あとはレンズ納期が決まり次第手術日を決めることになるわけです。
「レンズの納期がおそらく2~3ケ月程度かかりそうで・・・」と受付のお姉さんに言われていましたが、ふたを開けてみればおよそ3週間でレンズ納品の電話連絡がありました。
余裕を見て納期を伝えていたんでしょうが、こりゃまたずいぶんと早くに納品したもんです。
で、レンズが納品した後は手術日を決めます。
2週間先の土曜を希望したところ、「大丈夫ですよ!」とすんなり手術日が確定しました。
手術日決定と同時に、翌日検診と1週間検診の日時を決めて予約してしまうルールのようで、あれよあれよと1週間検診の日時まで決まります。
1週間検診は術後5日~14日以内に受診すればOK、ぴったり1週間後でなくとも大丈夫です。
ICL手術3日前から目薬点眼
ICL手術日が決まると、その3日前から目薬をさすように指示を受けます。
たぶん抗菌的な効果のある目薬で、これを1日5回(起床時・朝・昼・夕方・就寝前)点眼します。
目薬の習慣がない私にとっては結構面倒でした。
ちなみにこの目薬、手術当日に受付で返却しなければなりません。
万が一紛失すると1,000円を支払うはめになるので要注意。
ICL手術当日、ほぼ待ち時間
さて、いよいよICL手術当日。
予約していた時間に受付を済ませます。
何やら今日ICL手術を受けるであろう人達がちらほら、仲間がいると地味に心強さと安心感に包まれます。
受付後はひたすら目薬
で、受付を済ませると瞳孔を開く目薬を20分おきに点眼するように言われ、その指示に従いひたすら時計を見ては点眼を繰り返します。
途中で手術の説明があったり、先生(手術をする人ではない)の問診があったりするんですが、とにかく手術開始までの待ち時間がエグい。
私の場合、12時に受付を済ませ手術室に入ったのが14時半頃。
手術は恐怖感と違和感と期待感
受付を済ませてから約2時間半経過後、ようやく手術室へ。
さすがに手術台に座ると恐怖感が出てきますね。
外科手術のようなベッドではなく、歯医者のようなチェアータイプの手術台になります。
目を強制的に開く器具をつけられて、先生が独りごとのようにつぶやく指示に従って目を動かしたり目を動かさなかったり。
手術中は眼の中に常時水を掛けられているようで、水の中で眼を開いているような感覚で視界は超不良。
手術に使う器具やレンズなんてものは一切見えませんし、角膜を切開するときの痛みも皆無でした。
ただ、レンズを挿入するとき・位置を調整するとき・固定するときの圧迫感・違和感が結構嫌な感じで、ついつい体に力が入ってしまいましたね。
両目10分程度で手術は終了、スタッフの方たちの「お疲れ様でした!」とやけに元気で爽やかな声掛けを背に受けながら休憩室で30分ほど休むよう指示を受けます。
この時点でぼんやりですが視力が出ていることを実感できます。嬉しい。
休憩後、眼圧検査に異常なければ帰宅
術後、30分程度休憩してから眼圧検査と目視検査のようなものをして、異常がなければこれにて終了。
これから1週間お世話になる目薬・保護メガネ・眼帯を受け取り、帰路につきます。
帰り道、ぼやけながらも裸眼でJRの電光掲示板が読めることにちょっと感動。
私の場合、ぼやけるのはその日の夜まで続いて、翌朝にはかなりスッキリとした視界になっていました。
一晩明けると、面倒ですが翌日検診が待っています。
クソダサい保護メガネをかけて、カップルでにぎわう12月の札幌駅へ向かうのは全く気が進みませんが、眼のことなのでもちろん万全を期す、検査をバックレるわけには行きません。
保護メガネ、調べてみると割とカッコいいデザインも売っているようです。
病院から支給されるメガネのダサさに耐えられない方は要チェック。
手術当日はシャワーNG
手術当日は洗顔・洗髪はもちろんのこと、首から下のシャワーすら禁止。
理由はもちろん眼に水が入らないようにするためですが、真夏に手術受けた場合は結構な罰ゲームですよね。
私は手術が12月だったので、1日くらいシャワーに入らなくてもまあいっか程度の感想でした。
ICL手術当日は1時間おきに3種類の目薬を点眼
ICL手術が終わったら、その当日は寝るまで目薬漬けになります。
3種類の目薬をそれぞれ5分以上の間隔を空けて点眼、それを1時間ごとにやらなければならず、これが超面
倒。
術後で疲れている・眼がダルイとかではなく、目薬が面倒なので手術当日は早めに就寝。
ICL手術に後悔は1mmもなし
さ、ということで事前検査~ICL手術当日までを軽く紹介してみました。
たかが10分程度の手術ですが、やはりそれなりに恐怖感・緊張感はありますし、終わった時の解放感もしっかり感じられます。
手術直後、ぼやけながらも裸眼で視力が出ていたことに感動したことは鮮明に覚えています。
この記事を書いているのは術後約1か月を経過している頃になりますが、見え方に違和感はなくICL手術を受けたことに1mmも後悔はなくやって良かったという思いが100%。
生活の質がグッと上がりましたね。
翌日検診~1か月検診の記事もあるので、興味があれば是非。