【ビーンブーツ8インチ】シンサレート&ゴアテックスの冬仕様【LLBean】

LLBean

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LLBean(エルエルビーン)のビーンブーツ8インチ。

このLLBeanが誇る定番名作ブーツ、シンサレート&ゴアテックス仕様があると知ってついに買ってしまいました。

冬用の防寒ブーツは10年来ソレルのカリブーを愛用していましたが、今回ビーンブーツに乗り換えたわけです。

ということでね、今回はビーンブーツ8インチシンサレート&ゴアテックス仕様について紹介してみます。

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ビーンブーツ8インチはLLBeanの定番モデル

引用元:L.L.bean

どう?見たことあるでしょ?

LLBeanのビーンブーツと言えば、定番中の定番のモデル。

当社のエル・エル・ビーン・ブーツは、高品質なレザーと防水ラバーを使用し、米国メイン州ブランズウィックとルイストンの自社工場で、一足一足丹念につくられています。長くご愛用いただくために、トレーニングを受けた職人により、トリプル・ステッチで丈夫に仕上げられています。どんな天候でも頼りになるブーツです。

引用元:L.L.bean

もちろん私もビーンブーツの存在は知っていたんですけど、「アウトドア寄りなレインブーツ」のイメージがあって、防寒性能の高い冬用ブーツのイメージは全くなかったんですよね。

だけどとある日、雑誌だったかネットだったか忘れてしまったんですけど、ビーンブーツに冬仕様があると知って運命の出会いを果たすわけです。

なんとシンサレート&ゴアテックス仕様のビーンブーツがあるんだとか。

「うぉ〜、めっちゃ欲しい」。

そう思ったら早いもんで、仕様を調べてサイズを調べて試着してLLBean公式サイトから「ポチっ」。

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頑丈そうだけど荒々しさもあるアメリカっぽい作り

「アメリカ製」って聞いて浮かぶイメージ、私の場合は「デザイン◎、屈強さ◎、精巧さ×」。

ビーンブーツはそんなイメージ通りで、屈強さとデザインの良さはピカイチながら、よくよく見るとところどころ荒さというかいい加減さがあって、良く言えばアメリカっぽさを感じられる靴だと感じます。

例えば下の写真。

ビーンブーツ
ビーンブーツ

縫い糸の処理はチョロチョロしているし、革の切断面もシャープじゃなかったり左右で少し形状が違っていたり。

もちろん性能面には影響ないんですけど、気になる人はきっと気になる。

気になる人はビーンブーツはやめておこう。

ゴアテックスのせいでややタイトめなサイズ感

ビーンブーツの内側

私が買ったのは7インチ(25.0cm)のDワイズ、これでジャストサイズ。

私の足はワークブーツだと6.5インチDワイズがジャストなことが多いんですけど、ビーンブーツのシンサレート&ゴアテックスだと7インチがジャスト。

ゴアテックス仕様の場合、通常の7インチDワイズの内側にゴアテックスが貼ってあるので、ゴアテックスの厚み分通常のビーンブーツより狭いんですよね。

で、1/2インチあげて7インチにしたわけなんですけど、新品状態だとそれでもややタイトめ。

ただまあゴアテックスは繊維質なので履いているうちにヘタレて、よく言えば馴染んでくるので多少タイトめでも気にしない。

普段履くワークブーツの0.5(1/2)インチアップでいい感じですね。

それから、記事を書くためにビーンブーツを眺めたり写真を撮っていて気づいたんですけど、ビーンブーツにサイズ表記がない。

最低7インチの1インチ刻み

ちなみに、今回購入したビーンブーツのシンサレート&ゴアテックス仕様は最低サイズが7インチでサイズは1インチ刻みで最大が9インチ。

私の場合は都合良く0.5(1/2)インチアップの7インチがジャストサイズでしたが、サイズ設定がかなり少ないのでこれは困ったもんです。

若干大きめをチョイスして、厚手の靴下を履くなり中敷を入れるなりで対応するしかないですね。

ちなみに、サイズ展開は7インチ〜9インチの1インチ刻み。

つまり7インチ・8インチ・9インチの3種類しかないのが大きな欠点、いまどきこれほど万人受けしないサイズ展開も珍しい。

よく履く靴のサイズを紹介

基本的に靴は全てジャストサイズを好んで履くんですけど、ビーンブーツももちろんジャストサイズを購入。

サイズ感の参考になるかわかりませんが、私がよく履く靴のサイズ(ジャストサイズ)は下記の通り。

  • ベックマン#9411(レッドウィング):US6.5インチDワイズ
  • ポストマン#101(レッドウィング):US6.5インチDワイズ
  • オールドスクール(バンズ):25.5cm
  • ボストン(ビルケンシュトック):EU39インチナローワイズ

シンサレートとゴアテックスで最強冬仕様

雪景色

ビーンブーツのシンサレート&ゴアテックス仕様、寒い冬の靴として申し分ない。

「寒いの嫌なら暖かい地域に引っ越せよ」って話なんですけどね、出不精なのは北海道の道民性。

寒い地域で暖かい装備に金をかけるよくわからない性分なのです。

薄+軽+断熱=シンサレート

ビーンブーツ_シンサレート

3M™ シンサレート™ 高機能中綿素材は、寒い季節に、より快適に過ごせる素材として開発されました。微細な繊維構造により優れた断熱性を実現。「暖かくて、厚くない」を可能にする技術です。 科学的分析に基づき、全世界でウィンタースポーツウエア、タウンカジュアルウエアからファッショナブルウエア、手袋、ブーツ、帽子、寝具にまで採用され、スリムで快適な暖かさをお届けしています。

引用元:3M

シンサレートの役割はとにかく「暖かさ」。

普段機械屋として働いている身からすると、3M社は接着剤やら掃除用品やらで馴染みがありましたが、まさかシンサレートまで作っているとは知りませんでした。

実際履いてみると、真冬の北海道+薄手の靴下でも全然合格の暖かさ。

ただまあ例えばわかさぎ釣りのように、極寒の地で動かずじっとしているような環境ならば厚手の靴下や靴下の二重履きは必要でしょうけど、そんな特殊な状況を引き合いに出すのはナンセンス。

日本国内の冬ならば充分な防寒性能でしょう。

ソレルのカリブーは「−40℃まで対応」なのが売りのひとつですが、カリブーと比べても全然遜色ない暖かさと感じます。

防水+透湿+防風=ゴアテックス

ビーンブーツ_ゴアテックス

ゴアテックスは、防水耐久性や透湿性、防風性に優れています。ゴアテックスが人気の理由は、水は通さずに水蒸気だけを通すという防水・透湿性にあります。雨水を衣服内に侵入させず、汗をかいてもむれない構造は、アウトドアシーンにピッタリです。

ゴアテックスは、超極薄フィルム『ゴアテックス メンブレン』を、素材に使用しています。ゴアテックスメンブレンに施されている、水滴より小さく水蒸気より大きい無数の穴が、高い防水・透湿性を実現しています。

また、ゴアテックスメンブレンはクモの巣のような構造になっているので、風が当たったときに空気の分散が可能です。この構造が高い防風性を実現しています。

引用元:BE-PAL

理屈や仕組みはさておき、防水・透湿・防風性能を同時に備えるハイテク機構、Gore-Tex(ゴアテックス)。

見た感じは「ゴワゴワでポテっとしたただの布」なんですけど、防水・防風性能がありながらも湿度は逃すという、二律背反を覆す画期的な構造なのです。

確かに冬の外は寒いんですけど、屋内に入れば暖かいし、雪遊びやら屋外イベントで歩いていればすぐに暑くなって蒸れてくるんですよね。

「寒いのはイヤだし濡れたくない、けど蒸れるのもイヤ」、なんてわがままな北海道民にピッタリ。

ソレルカリブーからビーンブーツに乗り換えた理由

CHANGEの看板

10年来冬用の防寒ブーツとしてソレルのカリブーを愛用していた訳なんですけど、ビーンブーツに乗り換えた理由はなんなのか。

それはズバリ「蒸れ対策」と「サイズ感」と「見た目」。

ついでに、カリブーに比べて弾数が少ないので人と被りにくい点も良き。

ソレルカリブーは暖かいけど結構蒸れる

手入れ前

カリブーは確かに暖かくて最高なんですけど、長時間履くとその暖かさゆえに結構蒸れる。

カリブーはインナーを取り外して干したり洗ったりできるのでまあ何とかなるんですけど、それでもやっぱり濡れている靴を履くのは不快指数高めでできれば避けたいところです。

で、今回買ったビーンブーツはゴアテックス仕様で蒸れが驚くほど少ない。

シンサレートのおかげで暖かさ抜群、それに加えてゴアテックスのおかげで「常にカラカラ」とはいかないまでも、カリブーに比べて蒸れ具合はかなり軽減されているのがはっきりと体感できます。

カリブーのようにインナーを取り外せない点はウィークポイントですが、ゴアテックスの透湿性能のおかげで、インナーを外して乾かす場面もないので今のところは問題なし。

蒸れが気になったときは、シューキーパーを入れて一晩おけば大体OK。

カリブーはインナーを外せる一方で、ぶっちゃけその脱着が面倒だったりするんでね、シューキーパーを入れるだけのビーンブーツはすごくラク。

ビーンブーツは細めのDワイズあり

ビーンブーツはD・EEワイズが用意されていて、普段からDワイズを愛用している私にとってDワイズが用意されているのは実にありがたい。

カリブーはたぶんEかEEワイズしかなくて、横幅がゆったりしていて脱ぐ履きがしやすい利点の一方で、フィット感の観点ではまあまあ。

これはまあ足の形によるので、あくまで私の足の形の場合の話。

「ちょっとそこまで行こうかな」なら靴のフィット感なんて無視できるんですけど、例えばショッピング・イベントなんかで歩数がかさむとフィット感のなさの悪い面が顔を出すんですよね。

靴の中で足がずれる、多少とはいえこれが積み重なると地味にストレスで疲労度も増す。

それから見た目にも、カリブーに比べてシュッとスタイリッシュなのも好き。

フルグレインレザーで経年変化も楽しみ

ビーンブーツ

ビーンブーツのアッパー部分はフルグレインレザー。

フルグレインレザーは、素材の中でも最高品質のものです。皮革の最も強い最上層から採取されたこのレザーは、そのすべてのシボと繊維を保持しており、その取り扱いには優れた職人技が必要です。皮革は研磨、バフがけ、スナッフがけをされず、欠陥がそのまま残され、完全に天然で非常に丈夫な素材となっています。通気性があるため、長時間接触しても湿気が少なくなります。フルグレインレザーは、時間の経過とともに、望ましい「古色」、つまり年月、使用、日光への露出によってのみ実現できる光沢のある輝きと自然な黒ずみのプロセスを形成します。古色のデザインは、アイテムに複製できない特徴を与え、所有者独自の物語を織り成します。

引用元:MAXWELLーSCOTT

フルグレインレザーとは天然革の1種で、感覚的にはキレイなツヤっぽい革というよりは「THE革」って感じの剥き出し感のある革ですね。

つまりは経年変化・エイジングを楽しめるブーツということであり、これは革好きにはたまらない。

「ビーンブーツ 経年変化」「ビーンブーツ エイジング」なんかでググると、いい感じの履きジワとクッタリ感が出たビーンブーツの写真が出てくるのでまずは検索、百聞は一見にしかず。

ちなみに私が1シーズン(冬季4ヶ月)履いたビーンブーツはこんな感じ。

ビーンブーツ
ビーンブーツ

多少履きジワが入った程度で、エイジング具合はまだまだですね。

経年変化・エイジングのためにはメンテナンス

カッコいい経年変化・エイジングを目指すならメンテナンスは欠かせない。

革製品のメンテナンスや扱いはかなり個人差があって、その人の言葉を信じるならば「結構テキトーっす、気がむいたときにケアするだけっす」みたいな人もそこそこいます。

ただまあ、スタイルの良い女優さんがよく言う「何もやってないんですよ〜」と一緒で、本当に言葉通りに受け取って信じていいのか疑わしい部分もありますけどね。

私の場合は靴を脱いだ後に毎回ブラッシング(たまにサボる)、たまにオイル補給。

ビーンブーツに限らず、他の革靴や財布もそんな感じでやっています。

それと、ビーンブーツのアッパーの一部はゴム素材。

ビーンブーツのラバー

ゴム素材は一度ひび割れるとアウトなので、レザーと合わせて定期的なケアが必要ですね、私は定番のコロニルを使用。

LLBeanは北海道に直営店が極少

函館の夜景

私の価値観として、身につけるもの、特にサイズ感が超重要である靴に関しては試着なしで購入はありえないわけなんですよね。

最終的な購入はネットで全然いいんですけど、買う前に絶対試着はしたい。

で、LLBeanの直営店は北海道内でたったの1店舗(2025年3月現在)しかなくて、しかもその1店舗が札幌市から約300kmの距離にある函館市。

LLBeanの靴が欲しいとはいえ、試着のために札幌から函館まで行くほどの情熱と時間はない。

そうなると、LLBeanを扱っている札幌近郊のセレクトショップを探すしかないわけです。

私の場合、エスコンフィールドの影響で地価上昇がえげつない北広島市(札幌市の隣町)にある「キャンパーズアンドアングラーズ北広島」でLLBeanの取り扱いのあることを確認、無事試着をできたわけです。

LLBeanさん、札幌あたりに直営店出店してくれませんかね。

北海道はアウトドア好きも多いし、冬の気候や天気もそれなりに厳しいので、LLBeanの商品は結構売れると思うんですよね。

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新たな冬の相棒、ビーンブーツシンサレート&ゴアテックス仕様

ビーンブーツ

ということでね、最近買ったビーンブーツのシンサレート&ゴアテックス仕様について紹介してみました。

良い点は見た目と暖かさ、そしてカリブーに比べて人と被らないこと。

逆に欠点はサイズ展開で、7インチ〜9インチの1インチ刻み、つまり7インチ・8インチ・9インチの3種類しかないのです。

性能的にはオススメ、冬靴選びに迷っている人、ビーンブーツのシンサレート&ゴアテック仕様が気になっている人は是非。

ただし「サイズが合えば」ですね。

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