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【ほぼ日手帳day-free】書きやすくて描きやすいシンプルコンパクト

ペーパーレス化・デジタル化が猛スピードで進んでいる2025年5月現在。
そんな時代にあっても、未だに紙の手帳愛用者は結構多くて(たつログ調べ)、私もそんな手帳愛用者の一人なのです。
一口に「手帳」といっても色んなメーカー・サイズ・構成があって、悩み始めると深みに沼ってしまう手帳界、ここ数年気にってリピっている手帳があるのでみなさんにぜひ紹介したい。
ということでね、今回は2022年から愛用している手帳「ほぼ日手帳day-free」を紹介する記事になります。
ま、かなり定番な手帳なので今更感はあるんですけどね。
愛用品は「ほぼ日手帳day-free」

「ほぼ日手帳」、一口に言っても種類は豊富。
私が愛用しているのは「ほぼ日手帳day-free」、ほぼ日手帳ラインナップの中でもかなりシンプルな構成。
見開きの月刊カレンダーが15ヶ月分(1〜12月+翌年1〜3月」)と、フリーページ(171ページ)があるだけ。
私のように平凡なサラリーマンのプライベート専用手帳であれば、これくらいシンプルで全然オッケーなのです。
ほぼ日手帳は手帳界のiPhone
私の感覚的には、ほぼ日手帳は手帳界のiPhone。
シンプルで変わらぬデザイン、信者がいてカバーも豊富、そして割とお高め。
私はカバーもつけずに使っているので、カバーが豊富なありがたみは全く感じていないんですけど、毎年変わらないデザインは結構好き。

デザインそのものが好きというよりは、毎年変えないそのスタイルが好きなのです。
ぶっちゃけ、外観だけで言えばそんなに優れたデザインではなくて、こりゃカバー売るためにあえてダサめに作っているなと感じます。
ほぼ日手帳のデザイナーさん、ごめん。
ほぼ日手帳を出版している会社の社長は糸井重里
ほぼ日手帳を出版している会社は「株式会社ほぼ日」、失礼ながらふざけた社名ですが、一部上場のかなりしっかりとした企業です。
社長は糸井重里。
『トリビアの泉』にたまに出演していたような気もする、顔と名前は一致するし、あの『マザ-2』を作ったすごい人であることは知っていましたが、それ以外に何をしている人かイマイチよく知らなかったあの糸井重里。
実は私が愛用している手帳の出版元の社長さんだったんですね、知らなかった。
まあ「だから何だ」って話なんですけど、糸井重里のマルチな才能っぷりと手帳に目をつけるその商才には驚かされますね。
ほぼ日手帳のココが好き

ほぼ日手帳を愛用して4年目、お気に入りポイントを紹介しましょう。
愛用して4年、使っているのはほぼ日手帳day-freeのA6サイズだけなので、他のラインナップはよくわかりません。
カレンダーとフリーページだけの超絶シンプル構成
私がほぼ日手帳day-freeを愛用している最大の理由は何と言ってもそのシンプルな構成。
開きの月刊カレンダーが15ヶ月分(1〜12月+翌年1〜3月」)と、フリーページ(171ページ)があるだけなのです。

潔い。
手帳兼日記のような使い方をしたい人には物足りないボリュームでしょうが、シンプルに日々の予定を書くために、たまに何かをメモしたい程度の使い方には十分でしょう。
年末や年度末に手帳コーナーに行くととんでもない種類の手帳が売っていますが、ほぼ日手帳day-freeのように超絶シンプルで潔い構成の手帳って案外少ないんですよね。
毎年同じ構成で販売されるから毎年買う、手帳選びに時間を使わなくなったのはほぼ日手帳day-freeのおかげです。
シンプルな構成の割にややお高いのが気になりますが、それでも売れている人気の手帳ですから、私のようにシンプルな構成を望むユーザーは多いみたいですね。
A6コンパクトサイズでポケットにイン
ほぼ日手帳day-freeの良いところは、何と言ってもそのコンパクトさ。
中身のデザインもシンプルですが、物理的にもコンパクトサイズなのです。
148mm×105mmのA6サイズで、厚みは約8mm、上下巻に分ける必要性を感じない文庫本代表『ノルウェイの森』よりも薄い。

薄めの文庫本サイズで、ポケットにゆとりのあるややルーズ目なズボンならばポケットにスッポリです。
普段使いの日用品にコンパクトさを求めがちな私にはたまらないサイズ感で、文庫本サイズゆえ本棚にもすっぽりスッキリ収納。
バックナンバーも本棚にシュッ。

ところで『ノルウェイの森』って何で上下巻に分かれているんですかね、ストーリー的にも分ける必要ないと思うんですけどね。
京極夏彦の百鬼夜行シリーズはあんなに分厚いのに1冊で完結。
出版業界に詳しい方、ぜひ教えてください。
糸かがり製本で180度パタンと開く

糸がかり製本の仕組みやら何やらは全く理解していないんですけど、手帳がパタンと180度開くのは実に使いやすい、実に書きやすい。
180度パタンと開くので、ページ見開きの中央部分もしっかりと使えて、ページの端から端までびっしり書き込めます。
手帳は「書き込むための文房具」ですから、書くことにスポットを当てたこのこだわりは素晴らしい。
以前、某有名システム手帳を使っていた時期があったんですけど、リング部分が邪魔で邪魔で書きにくくて結局使わなくなったことがあります。

物理的な書きやすさは手帳にとって重要で、書きにくい手帳は書きたくなくなるし、書きやすい手帳は息をするようにささっと書きたくなるのです。
ちょっとダサめ、だけどブレない毎年同じデザイン

ほぼ日手帳day-free、私が愛用を始めた2022年からは全くデザインが変わっていない。
しかもちょっとダサい。
明るすぎず暗すぎないブルーをバックにやや黄ばんだ白抜き文字、シンプルではあるんですけど、それがカッコいいかと聞かれれば正直微妙なところでしょうか。
ただまあブレずにデザインを変えずに販売し続ける姿勢は好印象。
柔軟剤のようにしょっちゅうパッケージデザインが変わるのは心情的に好きになれないのです。
デザインの良し悪しはさておき、ブレずに同じデザインで販売を続ける姿勢、私はすごく好き。
これからもこの姿勢は貫いて欲しいし、何十年も継続するときっとそれが価値になる。と思う。
ほぼ日手帳のココが嫌い

ほぼ日手帳、基本的にはシンプルで書きやすくて好きな手帳なんですけど、不満もあるのが正直なところ。
賛否分かれるであろうことをあえて挑戦しているのかもしれませんが、その挑戦、私的には「否」なのです。
「日々の言葉」、そんなものは手帳に要らない

フリーページの下1/5を使って書かれている「日々の言葉」。
この「日々の言葉」、正直なところ全くもって必要性がわからない。
著名人のポエムというか独り言というか何と言うか、百歩譲ってそういったものに魅力を感じる気持ちはまあわかる。
が、それを載せるのは手帳ではないはずです。
フリーページの1/5のスペースを割いてまで載せる必要があるのか、ほぼ日手帳の開発チームにはもう一度再考してもらいたいところです。
「日々の言葉」、どうしても紹介したいなら手帳ではなく別に書籍化して販売してくれ、読みたい人はきっと買う。知らんけど。
巻末のおまけページ、そんなものは手帳に要らない
巻末に豆知識的なことが記載された知恵袋的ページ、はっきり言ってこんなものはいらない。
手帳というのは良くも悪くも持ち主が好き勝手書き込むものなのです。
大げさかもしれませんが、手帳とは「持ち主の人生の記録」。
例え重要で有用な豆知識ページだとしても、そんなものは「持ち主の人生の記録」という意味において全く不要なのです。
先ほど紹介した「日々の言葉」同様、どうしても紹介したいなら手帳ではなく別に書籍化して販売してくれ、読みたい人はきっと買う。知らんけど。
マスの小さいとある1日、そんなものは手帳にあってはイケない
ほぼ日手帳day-free、通常は1日当たり縦7マス・横7マス(縦24mm・横24mm)あります。
が、2025年3月31日は縦方向の長さが4マス分(縦14mm)だけ。

レイアウト上の都合であることは理解できるんですけど、それにしても狭すぎる。
「3月31日に書きたいことが一杯あったらどうしてくれるんですか?」なんてクレームを入れる気はサラサラありませんが、どんな日だって一日24時間、特定の日だけ書けるスペースが狭いのは手帳として改善すべき点ではないかと思うんですよね。
ほぼ日手帳、シンプルで使いやすいけど改善の余地あり

さ、ということでね、愛用のほぼ日手帳day-freeについて紹介してみました。
基本的にはシンプルで書きやすくて好きな手帳なんですけど、「日々の言葉」や巻末のおまけページは正直邪魔。
手帳は「書き込むための文房具」であり、手帳は「持ち主の人生の記録」なのです。
糸がかり製本とか書きやすさを追求する点は素晴らしい一方で、「持ち主の人生の記録」とは関係のない誰かのポエム的要素や豆知識ページはいらないんですよね。
株式会社ほぼ日さん、ぜひ手帳レイアウトの再考を。
とはいえ、基本的にはシンプルでコンパクトで好きな手帳なのです。
不満がありつつも、2026年もまんまとほぼ日手帳を買うんでしょうね。
2026年はA5サイズを検討中
「ほぼ日手帳day-freeのA6サイズを愛用!」「A6はコンパクトでよい!」と散々書いてきましたが、実は2026年はA5版にしようか悩んでいます。
というのも、自分・妻・子供2人分の予定を書くには、A6サイズでは手狭になってきたんですよね。
子供が小さいうちは何てことなかったんですけど、何を思ったか長男坊が小学校入学と同時に突然スポーツ少年団(しかも強豪)に入部したことで状況が大きく変わってきたのです。
書くことが、つまりは予定が増えてきて物理的に予定を書くスペースが足りなくなってきたんですよね。
A6では書くスペースが狭すぎる。
うーん、2026年以降、マジで悩む。