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【ハンコ】必要性を勝手に考えた結果、署名とハンコの両立が望ましい
今回は私が日頃思っていること。
「ハンコって必要か?」がテーマでございます。
- ハンコの意義や問題点について
- 署名への期待と思い
今記事では主に上記2点について紹介しています。
私はどちらかというとハンコ不要派なので、ハンコに否定的な意見が多いです。
ハンコ業界には悪いけど、ハンコ文化を見直す時代にきてはいないでしょうかね。
ハンコの意義とその重要性を考える
そもそも「ハンコを押す」という行為の意味を考えてみます。
- 私が書きました
- この契約内容を了承しました
ハンコを押すことで、自分がその当事者であることを証明するのが主な役割でしょう。
ただですね、今の時代よほど珍しい苗字でなければ100均で印鑑は手に入ります。
私もそんなに珍しい苗字ではないので、もちろん100均に売っています。
- 審査なし
- 誰でも
- 安価に
こんな希少性のないものを個人の証明として使うことに一体何の意味があるのか。
何なら悪用されやすいのではないか。
そう思えてなりません。
まず私がハンコを不要と考える大きな理由の一つです。
ハンコは管理がめんどくさい
ハンコは管理がメンドクサイ。
まず置き場所に困ります。
奥深くしまってなくしてもイヤ。
わかりやすいとこに置いとくのもセキュリイティ的にダメな気もする。
常にカバンに入れっぱなしっていうのも何かね。
更には種類も多くてイヤになっちゃう。
- 自分用
- 妻用
- 子供用
- 銀行印
- 実印
- ・・・
私なんて、いい歳していまだに中学校の卒業記念で貰ったハンコを使っています。
というかそれしか持っていません。
あえて購入していません。
銀行印・実印(印鑑証明)、全部これです。
ハンコに意味を見出せない中、わざわざお金を出して買うのも何かなーと思い今に至ります。
結構高しね。
いい大人なんだから「ちゃんとしたハンコを」なんて言われちゃいますかね。
そんなことにお金をかけるなら別なことに使いたい。
例えば正式な場にも恥じないような高級筆記用具買うとか。
そのほうがよっぽど使い道あると思うんですよね。
署名するときに渋いペン使っていたらカッコイイじゃないですか。
ハンコが未だに日本で主流なのは「なんとなく」と思う
何でいまだにハンコの方が「正式なもの」的な扱いを受けているのか。
私が思うに今までの流れを何となく引きずっているだけ。
ハンコ文化の歴史で生きてきたから今更署名に変えられないっていうのが大きいんじゃないですかね。
知らんけど。
ま、完全に私の推測なんでね。
至極まっとうな合理性があるならばごめんなさい。
ハンコ界のラスボス「印鑑証明」取得のわずらわしさ
なんといってもハンコ文化のラスボスは「印鑑証明」。
役所やコンビニに行ってお金を払わなければ手に入りません。
初めての場合、まず登録するところからですからね。
メンドクサ。
確かに手数料は微々たるもんです。
でも、わざわざ取りに行かなくてはならないってのが面倒なんですよね。
例えばですよ、署名+指印(指にインクをつけて指紋を紙に押すやつ)じゃ代わりにならないですかね?
署名+指印だったら体ひとつで済むのに。
ハンコ?印鑑?ここで息抜きのトリビアタイム
ちょっと(かなり)テーマとはそれますが、うんちくというか豆知識をひとつ。
「ハンコ」と「印鑑」の違いってご存じですか?
知っていたからどうだってこともないんですけどね。
文字で説明するとなかなか難しいですね。
間違ったからって揚げ足をとる人もいないとは思いますが、クイズ番組とかで出題されるかもですね。
さらっと答えて物知り感を醸し出しましょう。
ハンコではなく署名の方が有能じゃない?
仮に私が書類を受け取る側だとして。
- ハンコを押した書類
- 直筆で署名した書類
どちらかといえば直筆で署名した書類の方が信頼できるかなというのが率直な感想。
筆跡鑑定なんてものがあるように、直筆の署名の方がよっぽど個人の証明として有能な気がします。
はんこなんて、誰が押したかわからないよね
署名が優れていると感じた体験談
以前、医療保険に加入した際のことを軽くご紹介。
いざ契約となり、契約書に諸々記入し終わった後の事です。
ハンコはどこに押します?
ハンコは要りませんよ
直筆で署名してください
それで契約完了。
保険屋さん曰く、署名は法的にも効力があり署名だけで充分だとか。
んー。
ハンコの必要性って一体。
諸外国は「署名」が基本みたい。
日本も早くそうなって欲しいですね。
ハンコの今後と署名との共存
今後ハンコの需要は徐々に減っていくと思います。
私と同じようにハンコの必要性に疑問を感じてる方って結構多くいるのではないでしょうか。
どう考えても合理的じゃないし、能力の過大評価。
簡単にハンコが手に入るこの時代、書類上のハンコの重要性とその希少性が釣り合っていないのが実情ではないでしょうか。
ハンコ・署名を選択できる制度に
ここまで、ハンコではなく署名の方がいいと書いてきました。
ハンコに関する巨悪な事件でも起きない限り、署名が今よりも急速に普及することは難しい気がします。
私たち日本人。
何となく「署名よりハンコの方が正式なもの」っていう刷り込みがあります。
ハンコ完全撤廃はまあ無理だとしても、ハンコ派・署名派がお互い歩み寄って「どっちも同等な効力」と正式に認めらるのが唯一にして最高な落としどころじゃないでしょうかね。
世間一般に「どちらも正式なもの」として普及したら嬉しいですね。
ってことです。
どう?
まとめ:ハンコ・署名を選択できるようになったらいいな
実際のところ、「ハンコより署名」と考えている人はかなり多いと思います。
私の職場も、何か高額なものを買うときには、上司たちのハンコをもらわなくてはなりません。
じゃあ緊急的に必要なものが発生し、上司が不在のときはどうするのか。
「上司の引き出しにある上司のハンコを勝手に押して書類を提出する」。
これが社内ルールとして認められています。
もはやハンコは形式的なものでなんの証明にもならないことの典型でしょう。
書類上のハンコの重要性とその希少性が釣り合っていないのは実際のところ結構問題あると感じます。
IT全盛の時代に、ハンコ文化は明らかに時代遅れ。
ただまあ、ハンコ文化を完全撤廃するのは現実的じゃないことも私だってわかっています。
社会的な大人の事情もあるし、例えば手が不自由で署名が困難な方もいるでしょうし。
なのでね、まずは署名もハンコと同等な力を持つものとしてもっと世間に普及して欲しいのです。
ハンコと同等に、署名も正式に認められる社会になって欲しいものです。