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【ブラックベイセラミック】ファブリックストラップの着け心地が好き
愛用腕時計、チューダーのブラックベイセラミックに関する記事になります。
今回は、ブラックベイセラミックに付属するファブリックストラップについてご紹介します。
腕時計でいうストラップとはバンド・ベルトのこと、腕に巻き付けるアレですね。
ブラックベイセラミックのストラップは、標準装備のレザー&ラバーストラップと付属のファブリックストラップで付け替えて楽しむことができるんですよね。
先日ファブリックストラップに交換して実際に使ってみて、感じたことを正直に書き綴っていきます。
ブラックベイセラミックに関する記事は下記も参照。
ファブリックストラップの良いところ・イマイチなところ
チューダーのブラックベイセラミックを新品で購入すると、標準装備のレザー&ラバーストラップの他、交換用にファブリックストラップが付属します。
中古で購入する場合は、付属品を要確認ですね。
>>セラーアンティグランデ「ファブリックストラップ」、直訳すると「布・生地の紐」。
「ストラップ」と言えば、ガラケー時代にケータイに装着していたキーホルダー的なアレをイメージする方も多いと思いますが、時計用語の場合は「ストラップ=ベルト(腕に巻く部分)」を差します。
つまりは「ファブリックストラップ」=「布製のベルト」。
ファブリックストラップは黒を基調としたシンプルデザイン
ブラックベイセラミックに付属するのは下記写真のストラップで、黒字にベージュのような金色のような黄色のような淡い色の2mm幅のラインがセンターをグルリと1周回っているデザイン。
バックル部分は艶消しの黒色で、これは標準装備のレザー&ラバーストラップのバックルと同じ色・質感ですね。たぶん。
ブラックベイセラミックはとにかく「黒」いことが特徴で、そこが好きなポイントでもあるんですけど、付属のファブリックストラップもしっかりと黒い。
ファブリックストラップのデザイン的な特徴として、長さ調整用のバックルがついているため、レザー&ラバーストラップと比較してより細かなサイズ調整が可能なのも良き。
ファブリックストラップならではの着け心地
ファブリックストラップに交換して、まず感じることはその着け心地の良さ。
ファブリックストラップの良いところ、兎にも角にも「着け心地の良さ」に尽きます。
肌に触れる部分が全てファブリック素材となるため、ねっぱり・ぺとぺと感・蒸れ等の肌ストレスが皆無。
メタル・ゴム・樹脂・レザーとストラップを身に着けた経験がありますが、着け心地の良さは圧倒的にダントツでファブリックストラップが最高です。
特に夏場のような汗をかきやすい季節、ファブリックストラップのサラサラ感は腕時計を着けていることを忘れさせてくれるほどに、肌に優しくかつしっかりと手首にフィットしてくれます。
ファブリック素材は水に強くダイバーズらしさUP
ブラックベイセラミック、ダイバーズウォッチのくせに標準装備は水に弱いレザー素材を使用したレザー&ラバーストラップ。
チューダーの店員さんもはっきりと「レザー&ラバーストラップでは水に入らないで下さい」と注意点として言っていて、ダイバーズウォッチとしての自覚のなさ・ダメっぷりを感じます。
そういえば昔働いていた職場(工場系)で、痛風のせいで足先が痛くて痛くて安全靴(つま先を守るため先端に鉄板の入った靴)の先端をカットして履いていた先輩を思い出しました。
で、ブラックベイセラミックがダイバーズウォッチとして活躍するための方策が、付属のファブリックストラップに交換することなのです。
ファブリックストラップは、その名の通り布・生地製のストラップ。
水濡れなんて一切気にすることなくダイバーズウォッチらしく使えて、見た目的にもダイバーズ感で出てきます。
ファブリックストラップは良くも悪くも庶民的でチープ
良くも悪くもファブリックストラップの特徴のひとつ、それがチープさ。
ここでいう「チープ」というのは、品質が悪いということではなく、あくまで見た目が「安っぽい」という意味で使っていますので、その辺は勘違いなきように。
レザーやメタルストラップと比較して、ファブリック素材の庶民的な雰囲気は良くも悪くもファブリックストラップの大きな特徴でしょう。
「え?数十万円もする腕時計に布・生地製のストラップ?」、その気持ち良く分かります。
ただですね、私自身ブラックベイセラミックを含めチューダーの時計はデザインにレトロっぽさを感じる部分が好きなんですよね。
で、ブラックベイセラミックのそのレトロな雰囲気と、庶民的でややチープさを感じさせるファブリックストラップの組み合わせは全然アリで、むしろ好き。
チューダー好きならわかってくれるよね。
肩ひじ張らずにサクッとカジュアルな服装にもカチッとマッチ、ファブリックストラップに付け替えることでその気軽さがより増すように思います。
ただまあ、秋冬のファッションやフォーマルな場面ではレザー&ラバーストラップの方が似合うであろうことはもちろんその通りで、服装やTPOに合わせて付け替えて楽しみたいですね。
ファブリックストラップはシースルーバックをぶっ潰す
ファブリックストラップを装着すると、ケース裏側を覆うようにストラップが通ります。
これによりケース裏側が肌に触れないため着け心地が良くなりますが、その反面シースルーバックが全く見えなくなるのが残念ポイント。
私はシースルーバックから見えるメカ感が好きだったので、着け心地と引き換えとは言え見えなくなるのは残念に感じます。
ちなみにレザー&ラバーストラップの場合、下記写真のようにシースルーバックでメカ感がよく見えます。
ファブリックストラップ最大の弱点「ニオイ問題」
ファブリックストラップ最大の弱点、それはニオイ問題。
例えば夏場、1日中ブラックベイセラミックをファブリックストラップで着けていたとしましょうか。
一日着た服と同じように、時計のストラップも汗・皮脂がしっかりと蓄積されます。
布・生地素材であることを思えば、ファブリックストラップ未経験者であれ、想像すれば容易に考え到ることでしょう。
で、これが何日も蓄積されると、汗と生乾きが入り混じった不快なニオイがするんですよね。
ニオイ問題を解消するには、衣服と同じように洗うしかないわけで、こまめに水道水で洗ってしっかり乾かすという手間がかかるのです。
洗剤でガシガシ洗いたいところですが、いくらダイバーズウォッチとはいえ洗剤はパッキンやシール材によろしくない。
蓄積されたニオイが水洗いだけで落ちないときには、ケースからファブリックストラップを外して、ファブリックストラップ単体にしてから洗剤を使ってガッチリ洗いましょう。
ニオイがひどくなる前に、マメに洗っておけば水道水だけでもそこそこキレイになります。
洗おう。
ブラックベイセラミックのストラップ交換は所要1時間
チューダーの店舗に出向いてストラップ交換をお願いすると、よほどお店が混んでいなければ所要約1時間で交換してくれます。
もちろん無料(2024年7月現在)。
「〇〇時計店」のような時計屋さんでもストラップ交換はしてくれるでしょうが、間違いなく有料なので百貨店などのチューダー店舗に足を運べる人は、チューダーに持ち込むのが無難な選択でしょう。
道具さえあれば自分でもストラップ交換できるみたいなんでね、そのうち道具を揃えてストラップ交換にチャレンジしてみます。
ブラックベイセラミックはファブリックストラップも良き
さ、ということでブラックベイセラミックのファブリックストラップについて好き勝手書いてみました。
実際に使ってみると、何と言ってもその着け心地の良さにドはまりしそうな予感です。
ただ、見た目の高級感という意味では標準装備のレザー&ラバーストラップの方が優れていて、涼しくなり水遊びの減る秋以降はレザー&ラバーストラップに再交換しようかなと考えています。
チューダーのレトロっぽいデザインが好きなので、ファブリックストラップのチープさも決して悪くはないと思うんですけど、フォーマルな場ではやっぱりレザー&ラバーストラップの方がふさわしいかなと。
ま、腕時計も所詮はファッションの一部なのでね、好みとTPOに合わせて楽しみましょ。
>>セラーアンティグランデ