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【チューダー】真っ黒な機械式時計ブラックベイセラミックを自慢する
チューダーのダイバーズウォッチ「ブラックベイ」。
そんなブラックベイの中でもやや責めたデザインのブラックベイセラミックを購入しちゃいました自慢しちゃいますな記事になります。
全くもって時計の専門家ではないので、「素人が見て感じるブラックベイセラミック」がテーマ。
間違った情報があっても許してね&教えてねのスタンスなので、読む方もそんな感じで緩めなスタンスで読んでいただけたら幸いです。
チューダーのブラックベイセラミックは見た目と使い勝手が抜群
チューダーのブラックベイセラミックは見た目と使い勝手が抜群。
デザインの特徴はとにかく黒いことで、ベゼル・文字盤・ストラップは黒、文字は灰、こんなに黒いダイバーズは唯一無二なのではないでしょうか。
黒やそれに近い色でまとめられているのが特徴的で、全体的にマットな色合いも抜群に好き。
41mmで黒いダイバーズは使い勝手◎
ブラックベイセラミックのケースサイズは41mm。
41mmはメンズ腕時計ではかなり標準的なサイズなんですが、全体的に黒色で統一されているせいか実際のケースサイズよりもスッキリと見えるのが好きなポイントのひとつ。
私は比較的小柄(167cm・55kg・やせ型)で、大きなケースサイズは敬遠していましたが、ブラックベイセラミックの41mmは装着したときの見た目として決して大きすぎずイイ感じなのです。
色味に派手さや成金感がなくて、仕事中スーツに合わせても抜群にカッコいいし、もちろんオフの私服にも抜群のマッチング。
ただまあベゼルの視認性はかなり悪くて、黒地で文字が灰色なので明るい場所じゃなければベゼルの数字を認識することは超困難。
ガチダイバーからするとかなりマイナスポイントでしょうが、ダイビングをしない私にとってベゼルはあくまでデザインの一部。
視認性が悪くても全く問題ないので、カッコよければそれで良し。
チューダー伝統のイカ針で可愛さとレトロっぽさ
ブラックベイセラミックはチューダーらしさ全開の、どこかレトロっぽさを感じるデザインが最高に良い。
チューダー伝統のイカ針はチューダーのレトロっぽさ・可愛さの象徴で、カッコつけすぎていない力が程よく抜けているデザインはさすがです。
ブラックベイに限らず、チューダーの時計にはレトロっぽさ・ビンテージ感があってすごく好き。
ダイバーズでは珍しいシースルーバック
シースルーバックはその名の通り、時計の裏側が透明でメカの一部が見えるデザインのこと。
性能面には関係なく完全に好みの問題なので、興味のない人にとっちゃクソどうでもいいことでしょう。
ちなみに私はメカの動く感じを見るのが好きで、シースルーバックの時計を探していたのでドンピシャでした。
シースルーバック大好き。
ですが、気密性とか防水性のアレなんでしょうがダイバーズウォッチでシースルーバックは割と珍しいように思います。
シースルーバックから見えるメカ部分も黒、ブラックベイセラミックのデザイナーの黒さにこだわる執念を感じますね。
付属のファブリックストラップが好き
ブラックベイセラミックにはファブリックストラップが付属していて、デフォルトストラップのレザー&ラバーストラップと付け替えて雰囲気を変えて楽しむことが可能。
ブラックベイセラミックのデフォルト装備であるレザー&ラバーストラップは外側がレザーで、内側(腕に触れる側)がラバー素材となっているハイブリットなストラップなのです。
このレザー&ラバーストラップは黒地に白いステッチが映えるカッコイイ。
文字盤の真っ黒具合とマッチングが良い感じなのですが、レザー素材であるがゆえの弱点が「水に弱いこと」。
ダイバーズウォッチとして200m防水性能がありながら、デフォルト装備のストラップが水に弱いという何ともちぐはぐさには苦笑いするしかありません。
チューダーの店員さんもはっきりと「海水浴・プールなどで水に浸かるときはレザー&ラバーストラップはNGです」と断言していました。
で、私は近々南国へ旅行に行く予定があったため、海での着用を想定してファブリックストラップに交換してもらったんですけど、このファブリックストラップが物凄く良い。
デザイン的にもブラックベイセラミックと良く合うし、なにより付け心地が抜群に良いのです。
チューダーはロレックスの廉価版?
例えば時計を買いたいとき、色んなブランドやモデルを見比べると思うんですけど、そんなときふと気づくことが「あれ?チューダーって何かロレックスとデザイン似てない?しかも安い」。
例えばダイバーズモデルで言うとチューダーの「ブラックベイ」とロレックスの「サブマリーナ」、見た目はそっくりなのに価格が驚くほど違うんですよね。
なんで?と思うでしょうが、理由があるので知っておきましょう。
結論を言えば、「チューダーは安いからダサイ・恥ずかしい・ロレックスに劣る」なんて事は全くありません。
チューダーはディフュージョンブランド
「チューダーはロレックスの廉価版なのか?」これは半分正解で半分間違い。
チューダーの始まりはロレックスの子会社、ディフュージョンブランドとしてスタートした歴史があります。
ディフュージョンとは、「普及」の意味で、ブランドの普及版。 主には販売拡大のため、ブランドのアイデンティティ、感性、特徴をキープしつつ、低価格で商品を作るブランドをいう。 通常のブランドの商品は高いが、ディフュージョンラインであれば多くの人が購入できるため、知名度の向上に繋がることもある。 ディフュージョンブランド、セカンドラインなどと表現されることもある。
引用元:FASHION PRESS
上記の通り、言葉を選ばずに言えば「チューダーはロレックスの廉価版」。
ただまあ、それはあくまで成り立ちの話し。
今やロレックスの知名度なんてスゴイもんで、時計に全く興味のない妻でも「ロレックス=高級時計」という認識を持っていて、ロレックス=時計ブランドという認知度はかなりのもんでしょう。
つまり、ロレックスのディフュージョンブランドとしての役割を終えているにも関わらず、今でも時計ブランドとして君臨しているチューダーは今や立派な時計ブランドの一つなのです。
ロレックスとデザインが似ている部分があるのは確かですが、上下関係というよりは兄弟的なつながりと捉えています。
「ロレックスは高くて買えないからチューダーで我慢しよう」的な妥協で買うのは後悔しそうな雰囲気プンプンですが、「チューダーが好きだから買う」のであれば何も恥ずかしがることはないのです。
有名人にもチューダー愛用者多数
「チューダーはロレックス買えないやつが買う時計」、これは完全に間違い。
「ロレックスっぽい時計が安価で手に入るから」ではなく、「チューダーの時計が好きだから」という理由で購入する人は私含めもちろんたくさん居て、例えばGoogleで「チューダー 有名人」で検索すると、おそらくめちゃめちゃ稼いでいるであろう人にもチューダー愛用者は多いのです。
見た目的なことで言えば、ロレックスに比べてチューダーはレトロっぽいというかアンティークっぽいデザインをしていて私はそこがすごく好き。
マスタークロノメーター認定でオメガを挑発
ブラックベイセラミックの特徴のひとつ、マスタークロノメーター認定の時計という点。
このマスタークロノメーター認定とは何なんだと言うと、要は厳しい基準をクリアしましたよ的な称号のこと。
気になって内容を調べてみたら、まあ割とえげつない内容のテストをクリアする必要があって、機械式時計の仕組みに詳しくなくても「そりゃ酷な」と思えるほど。
今回チューダーのブラックベイセラミックが認定を受けるまで、オメガしかマスタークロノメーター認定の時計を発売していませんでした。
それが今回、チューダーのモデルが認定を受けたことは時計界隈では大きな話題だったらしいです。
時計界隈に身を置かない私にとっては「へぇ~」程度な感想ですが、よく考えてみると認定を受けたのがロレックスではなくチューダーのモデルというところに、オメガへの挑発というか見せつけのような雰囲気を感じました。
「どう?オメガさん。うちの弟分的なチューダーで認定受けちゃったよ?うちだってやろうと思えばいつだって認定取れるんだよ?」と、ロレックスさんのメッセージ性を感じます。知らんけど。
8つのテスト合格でマスタークロノメーター認定
すべてのマスタークロノメーターの時計の気品の裏には、厳しいテストの存在があります。10日以上に及ぶ8つのテストが、優れた精度と耐磁性を裏付けているのです。
引用元:OMEGA
マスタークロノメーター認定を受けるには、10日間に及ぶ8つの厳しいテストに合格しなければなりません。
- 磁場に置かれたムーブメントの機能
- 磁場にさされているときの時計の機能
- クロノメーターに求められる性能:帯磁と消磁
- 時間の経過に左右されない精度
- 6姿勢における精度誤差
- 等時性
- パワーリザーブテスト
- 防水性能
言葉だけ見ても理解できない内容もありますが、テスト内容の解説はオメガの公式サイトがわかりやすい。
機械式時計なのに15000ガウスの磁場に置かれたり、水槽に沈められたりと結構ムチャクチャやられます。
MRIもOKな耐磁性15000ガウス
マスタークロノメータ認定の内容のひとつが15000ガウスに耐えられる耐磁性。
正直なところ、「ガウス」という単位に馴染みもなく相場も良く分からず「15000!」とドヤられても凄さがイマイチわかりません。
チューダーの店員さんに「つまりどれくらい凄いんですか?」と聞いてみましたが、「腕時計を着けたままMRIに入れるくらいの耐磁性なんですよ!」と、これまたピンと来ない回答。
ちなみに、ロレックスのモデルに耐磁性が特徴の「ミルガウス」というモデルがあるんですけど、その耐磁性が1000ガウス。
そう考えると15000ガウスがいかにデカい数字がわかるのではないでしょうか。
ロレックスの耐磁性を売りにしたモデルに対し、チューダーのダイバーズが10倍以上の耐磁性能を誇るとかどうかしてる。
ただ、スマホ・パソコン・タブレット・電子レンジ・マグネット・ラジオetcと磁気を発するものに囲まれて暮らしていることを考えると、耐磁性の高さは結構な重要なポイントと感じます。
普通に生活している限り、時計に対して磁気を気にする必要が全くないのです。
ギャランティーカードで認定テスト結果を確認
店頭に並んでいるブラックベイセラミックは確実にマスタークロノメータ認定テストを受けて合格している訳なんですけど、マスタークロノメータ認定テストの結果はギャランティーカードから確認できます。
スマホのNFC機能を使って、ギャランティーカードをピッ。
すると、自分が購入したブラックベイセラミックのマスタークロノメーター認定試験成績を覗くことができるのです。
認定試験の成績見れたところでどうだってことはないんですけど、所有者感・オーナー感を感じられるひと工夫はさすがです。
ギャランティーカードにもこんな機能が、いや今どき別に普通なのかもしれないけど私は驚きました。
迷う理由が値段なら買え、買う理由が値段ならやめておけ
さ、というわけでブラックベイセラミックについて素人目線で偉そうに好き勝手書いてみました。
万人受けするかと言えばもちろんそんな訳はありませんが、黒くてマットでマスタークロノメーターなダイバーズが欲しいならこれしかありません。
「迷う理由が値段なら買え、買う理由が値段ならやめておけ」。
もし欲しい理由が「ロレックスは買えないから妥協してチューダーで」的な理由であれば買うべきじゃないし、何らかの要素にビビっと来たのであれば購入を検討すべきでしょう。
たかが時間を確認するためだけのアイテムにお金をかけることに正直悩みましたが、私自身はブラックベイセラミックを購入して後悔は1mmもありません。
毎週末、ブラックベイセラミックを着けるが楽しくて仕方ない。
高嶋ちさ子が言っていました、「欲しいものは早く買わなきゃ。死ぬまでの日割りが安くなるじゃん」。
日常生活を困窮させてまで購入するのはさすがにアレですが、ブラックベイセラミックにビビっと来ている人は購入を検討してみてもいいんじゃないですかね。
少しでも費用を圧縮したいなら、中古を検討をするのもアリ。
>>セラーアンティグランデ