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【独り暮らし】世間知らずを脱出するキッカケ【百見は一体験にしかず】
お節介かもしれませんが、10代20代の若者に向けた記事になります。
- 実家暮らし
- 独り暮らし
- 妻子との暮らし
30代になった今だから、3つの暮らしを体験したからこそ思うのです。
「独り暮らしはしとけ!」。
- 毎月の光熱費の相場?
- キャベツの価格?
- 家事ってどんなもん?
実家暮らし時代の私はこんなことすら全く知らない世間知らずでした。
そんな世間知らずを少しでも脱却できたのは独り暮らしをしたのが今思えば大きかったと思います。
今回の記事で言う「独り暮らし」というのは、自分の稼ぎで生活をするという意味。
独り暮らしを始めた理由は「好き放題自由に過ごしたいから」
多くの方は義務教育・高校生までは実家、あるいは寮や下宿に暮らす場合がほとんどと思います。
私もその一人。
地元の高校卒業後、地元企業に就職。
当時の職場は実家から通える距離でしたが、引っ越し費用が貯まった19歳の秋に独り暮らしを開始。
私が独り暮らしを始めた理由は「自立したいから」。
というのはもちろん建前。
19歳の世間知らずな男がそんなこと考えているわけがありません。
本当の理由は「好き放題自由に過ごしたいから」。
動機はともかく、それから結婚する28歳まで独り暮らしを続けました。
約10年間独り暮らしをしたわけですが、今思うとあのとき高いお金を払ってでも独り暮らしをしてよかったと強く感じます。
好き放題自由な暮らしを体験をできたのは勿論、その他にも色々と学びや発見があったからです。
金銭感覚と生活費の相場を知る
実家暮らしをしていたころ、生活費が一体いくらかかっているのか全く知りませんでした。
学生時代は当然のように家にお金を入れることもなく。
社会人になってから実家暮らしをしていた時期は定額を生活費として親に支払ってそれで終わり。
その定額というのは、具体的には5万円。
内訳はよくわからず、親に請求されるがまま払っていた感じです。
5万か
高いな・・・・
毎月5万円は高いなと内心不満をくすぶらせている何とも世間知らずな青年でした。
ただですね、19歳で独り暮らしを始めて世間知らずな青年もようやく気づくんです。
月5万定額生活費ってめちゃくちゃ良心的
独り暮らししなくても考えればわかるじゃん
考えてみりゃすぐわかるんですが、5万で生活するのはたぶん無理。
できたとしても、たくさんの我慢を強いられる。
- 家賃:4~5万
- 光熱費:1.5万
- 食費:2万
ざっと見積もって、娯楽なしで最低限度の生活を維持するだけでも7~8万はかかります。
北海道の地方都市でこんな感じなので、家賃相場の高い都会であればもっとかかるのは言うまでもありません。
あ~、お金ない・・・
世間の大人達(私の周囲の大人)が「お金ない」と嘆いている理由が独り暮らしをしてようやく理解できました。
実家暮らしの時は、5万円以外は全て自分のために好きに使えるお金。
外食しまくって、好きな服買って、車に乗る。
もちろん旅行も楽勝。
実家暮らしのときと同じ生活をしていてはマジで給料が底をつく
独り暮らしを始めることで、世間知らずな青年はようやくまともな金銭感覚を養い始めるのでした。
若いうちに、お金について多少なりとも考えるようになったのは確実に独り暮らしのおかげ。
独り暮らしは完全なる自由を経験できる数少ないチャンス
独り暮らし最大の魅力はとにかく自由。
家賃と光熱費さえ払っておけば、自分だけの空間が完全に保証されます。
腐れた生活しようと誰にも文句を言われない
- 家の中では素っ裸
- 冷蔵庫にはビールと漬物のみ
- 冷凍庫にはウイスキーとアイスのみ
- 好きな時間に寝て好きな時間に起きる
- 着る服がなくなるまで洗濯物を溜める
- 使える食器が無くなるで食器洗いをしない
独り暮らしを始めたての私はこんな感じで腐った生活を当たり前のように送っていました。
恥ずかしい話、掃除機すら持っていませんでした。
全然オススメするような生活ではないですけどね。
とりあえずわかりやすく言えばこんな生活しても誰にも文句は言われません。
大きな声でオススメはしませんが、一度最低な生活をやってみるのは決して悪いことでも無駄なことでもないと思います。
年齢を重ねるほどに腐った生活は世間的に許されない雰囲気になってきますからね。
何事も経験。
百聞は一見にしかず、百閒は一体験にしかず。
こんな腐れた生活を送っていた青年も、色々な出会いや経験があって生活を見直すことになるのでご安心下さい。
チャンネル争いはない
それから、だらしなさ以外での自由と言えば娯楽の部分もそう。
チャンネル争いもなければ、音楽鑑賞も映画鑑賞も好きな時間に好きな作品を。
同居人に気を使う必要など一切ないのです。
好きな時間に好きなことをして、好きなものを食べても誰からも文句は言われません。
文句を言われないことが果たして幸せなのかっていう部分はまあ置いておくとして、自由きままな暮らしは独り暮らしの醍醐味であり最大の魅了でしょう。
好きな家事と嫌いな家事がわかってくる
独り暮らしで最も面倒なのが家事。
どんなに嫌いな家事でも、やるのは自分しかいません。
実家時代は家事なんて全く何もしないクズ野郎だったので、独り暮らしで初めて家事の大変さと楽しさに気付けました。
母ちゃんありがとう。
独り暮らしでの気づき①料理がとにかく嫌い&苦手
私の場合、特に料理が大嫌いでした。
お腹を満たすためだけなのにやることが多すぎるし、そもそも苦手。
- 食材の買い出し
- 料理
- 食器洗い
独り暮らしを10年を経た現在でも未だに料理は大嫌い。
面倒さが頭をよぎってしまい「よし!料理するか!」っていう気持ちになることはほぼありません。
そもそも実家暮らし時代に料理をする経験がないまま独り暮らしを始めたこともあって、料理のノウハウが皆無。
インスタント麺と目玉焼きしか作ったことのないという信じられないくらいの経験値。
古くさい家庭かもしれませんが、我が家では料理は完全に妻の担当。
私が料理を担当すると納豆ご飯かTKGになるのは目に見えているので、妻が私に料理をお願いすることはほとんどありません。
毎日料理してくれる妻には本当に感謝。
変わりと言っちゃあ何ですが、食器洗いは率先してやりますよ(食洗機に入れる)。
自分の経験を踏まえて、子供には多少なりとも料理ができるようになって欲しいなと思います。
料理ができないのは金欠を招き、独り暮らしのハードルをグイっと上げてしまいます。
独り暮らしでの気づき②掃除は大変じゃない、むしろ好き
逆に、案外大したことないなと感じた家事は掃除関係。
- 洗濯はほぼ全自動
- 掃除は綺麗になって楽しい
大したことないというより、掃除は楽しかったですね。
だらしない若い男が掃除を始める理由なんてたかが知れています。
詳しくは書きませんが、よくあるパターンです。
理由はともかく、自分の中の綺麗好きが目覚めた瞬間だったと思います。
親や職場の人、家に遊び来る友人も私の突然の変化に驚いていたのは記憶に鮮明です。
どんどんキレイになっていく感じがたまらなく楽しい。
散らかっているのが許せない。
昔のだらしない自分はどこへ行ったんだと未だに不思議に感じます。
頭のネジが突如外れたとしか思えない程の変貌です。
元々自分の中に眠っていた綺麗好きの本能が目覚めた瞬間だったんですかね。
そんなこともあり、結婚してからも掃除は割と率先してやっています。
家事を妻に押し付けまくるような家庭もあるようですが、幸いなことに我が家はそこそこ分担できているようです。
ちょっと強引ですが、それも独り暮らしで掃除に目覚めたからこそ。
まとめ:独り暮らし、お金が理由でためらうな
独り暮らしのデメリットのひとつは実家暮らしと比べ出費がかさむこと。
20歳そこそこの若者が独りで暮らすって金銭的には想像以上に大変。
だけど長い人生を考えると若いうちに独り暮らしを体験しておくことは出費以上の価値は間違いなくあります。
そして何より楽しい。
それから、独り暮らしをすることで自分が今までどれだけ親に甘えて生きてきたのか思い知らされました。
私のように実家時代に家事も何もやらない奴は稀かもしれませんけどね。
- 冷蔵庫にいつも食材や飲み物が入っている幸せ
- 当たり前のようにライフラインが使える幸せ
- 話し相手がいる幸せ
ベタな話ですが、失って初めて気づくことも多かったなと思います。
百聞は一見にしかず、百閒は一体験にしかず。
こんな言葉あるのか知らないですけど、何事も経験。
迷っているならレッツ独り暮らし。