当ページには広告(アフィリエイトリンク)が含まれています。
【注文住宅】測量界の重鎮:レーザー距離計とコンベックス【間取り】
オシャレなおうちにセンスのいい家具・家電はかかせません。
ではセンスのいいものを片っ端から並べていけばオシャレなおうちになるのか?
答えは否!
少なくとも私はそうは思いません。
配置とサイズが超重要。
我が家では、どんな家具・家電を買うときにもまずは測量。
ということで、今回の記事で訴えたいのは測量する大切さ。
そして測量にはレーザー距離計とコンベックスは必須アイテムです。
「感覚なんて信頼するな!必ず測れ!数字だけを信じろ!」
マイホームの間取りを決めるときにも、レーザー距離計とコンベックスは大活躍でした。
マイホーム関係の記事は下記参照。
レーザー距離計の特徴はスピード感と内寸測定のしやすさ
レーザー距離計とは、その名の通り距離を測る電子機器。
本体の先端からレーザーポイントが照射されて、レーザーポイントが照射した位置~レーザー距離計本体までの距離(長さ)を瞬時に測定してくれる恐ろしく便利な測量機器のひとつです。
そんなレーザー距離計の長所のひとつが素早く正確に寸法を測れること。
レーザー距離計~レーザーポイントを当てたところまでの距離を一瞬にして測定。
私が使用しているボッシュの「ZEMO」であれば、小数点第3位まで測定してくれます。
本来なら一人で測量するのがツライ長ものでも測量はボタン一つ。
自分が移動することなくあっという間に測定できちゃうのです。
それから、測量に技術やコツがいらないため誰が測量しても同じ測定結果が得られるのも特徴でしょう。
内寸・大きな空間の測定に便利
レーザー距離計は内寸・大きな空間の寸法を測るときにとても便利。
※外寸を測るときは後述するコンベックス(メジャー)の方が使いやすい。
例えば、床から天井までを測るとき。
コンベックスよりも断然レーザー距離計が早くて正確です。
例えば我が家の床~天井までの高さを測定して見ます。
図面通りぴったり2400mm。
大工さんすげえ。
このように、人間より大きな空間を測るので場合にはレーザー距離計が非常に便利です。
実際にやってみると理解できると思いますが、コンベックスだと自分より大きいものは測りにくい。
BOSCH(ボッシュ)のレーザー距離計を愛用
私が所有しているレーザー距離計はボッシュの「ZEMO」という商品。
紹介しといて何ですが、実はもうこの機種は売っていません。
今から買うならその後継機種になります。
ボッシュの「ZEMO」は非常にシンプルでボタンは一つだけ。
一回押せば電源ON・長押しで電源OFF、それだけです。
電源ONにした段階でレーザー距離計の先端からレーザーポイントが照射。
そのレーザーポインタで測定したい場所を当ててやれば液晶に本体~レーザーポインタまでの距離が表示されます。
日曜大工的な使い方であれば、操作性がシンプルな方が使いやすいし機能的にも充分。
最長20mまで測れるので、よっぽど豪邸じゃなければ充分な能力でしょう。
電源は単4電池2本、充電は不可です。
外形を測るならタジマのコンベックス
例えば箱の外形を測るとき、これはレーザー距離計よりもコンベックスの方が適任。
コンベックスというのは上の写真のようなもので、メジャーとも言いますかね。
コンベックスは単に寸法を測るだけではありません。
例えば家具の配置を考えるとき。
実際の寸法分だけ引き出してやれば、実際に家に置いた時のサイズ感が何となくでもわかります。
家具屋さんでは小さく見えても、いざ家に置いてみると予想外に大きいなんてことはアルアルですからね。
家具購入前にコンベックスでシミュレーションは必須。
TAJIMA(タジマ)のコンベックスを愛用中
私が所有しているコンベックスは「TAJIMA(タジマ)」製。
これからコンベックスを買う方、推しのコンベックスがないのであれば是非タジマをご購入下さい。
タジマの何がいいかって言えば兎にも角にも「コシの強さ」。
見て下さい、このコシの強さ。
2m20cm引き出しても折れません。
さすがにこれ以上出すと折れちゃいますけど、コシが強くてとても使いやすいです。
タジマは超オススメ。
タジマのカラーセンスは結構個性的で、私が購入したコンベックスは黒地にアクセントで金色。
好みが分かれそうな、ヤンチャな色使いもタジマならでは。
遠目でみてもタジマのコンベックスは一目瞭然です。
家具・家電の購入前にはとにかく寸法測定
家具・家電を購入する場合、とにかく本体の寸法とそれを置く空間の測量は確実に行いましょう。
レーザー距離計やコンベックスを駆使すれば、一般の家庭であれば測量できないものはないと言っても良いでしょう。
- 家具が大きすぎて(小さすぎて)部屋のバランスが・・・
- 思ったより動線が狭い・・・
- 置きたい場所に置けなかった・・・
なんてことにならないように、メンドクサがらずに確実に慎重に採寸・測量が重要です。
特にサイズの大きなもの、なかなか買い替えできない高額なものは細心の注意を払いましょう。
家具・家電の「H」「W」「D」は確実に把握しておくべし
何か欲しいものがあったとして、ネットで検索すれば大体の既製品は見つかるでしょう。
特に家電であれば通販サイト・メーカーサイトなどに必ず寸法が表記されています。
大体の場合、サイズは「H:100、W:100、D80」といった感じで英語と数字で表記。
まずはこのH・W・Dの見方を簡単に説明しましょう。
- 「H」→HIGHT(高さ・縦)
- 「W」→WIDE(幅・横)
- 「D」→DEEP(深さ・奥行)
特に注釈がなければ、単位はmm(ミリメートル)です。
cm(センチメートル)に換算したければ「10で割る」。
m(メートル)に換算したければ「1000で割る」、これでオッケーです。
それでもわからなけば、恥ずかしがらずメーカーに電話するなり問い合わせましょう。
サイズは感覚ではなく数字だけを信頼しましょう。
家具・家電の外形寸法は必ず調べよう
- 素材
- 形
- 色
どんなに自分好みのデザインであっても、サイズが合っていないと残念なことになります。
これはファッションでも同じですよね。
どんなに素敵なデザインでも、自分のサイズと合っていなければ全然カッコよくないでしょ。
特に大型の家具の場合。
部屋の雰囲気をガラリと変えてしまうパワーがある反面、台無しにしてしまう要素もはらんでいます。
オーダーメイドするという究極の手法もありますが、庶民は既製品の中から自分の家に合うサイズを探すのが基本。
どんな家具・家電も職人さんが感覚だけで作っているなんてことはありえません。
必ず、設計図・図面がありそれに従い作製しています。
なので、寸法もメーカー側で必ず把握しているはずです。
- カタログやHPで調べる
- 店員さんに聞く
- メーカーの問い合わせ窓口から問い合わせ
これに関してはレーザー距離計もコンベックスも不要。
聞けばわかる。
家具家電の設置場所測量はレーザー距離計とコンベックスのお仕事
家具・家電のサイズはメーカーHPなどから情報を得られるとして、今度はそれを配置する場所の検討です。
さあ、ここでレーザー距離計とコンベックスの出番です。
- 適当なサイズなのか
- 配置は思い通りにできそうか
- 動線はどうか
- 圧迫感はどうか
- サイズを見直す余地はないか
レーザー距離計とコンベックスを駆使して徹底的にやりましょう。
コンベックスを実際のサイズ分だけ引き出してシミュレーションするとよいですね。
搬入経路も忘れずに
- 窓との位置関係
- コンセントとの位置関係
- 他の家具家電との関係
で、忘れがちなのが搬入経路の確認。
特に大型の家具家電は要注意。
目的の場所まで運搬できなければどうにもなりません。
配置場所までの搬入経路も必ず確認しましょう。
まとめ:まずは測れ、感覚は信じない
家具・家電の配置とサイズ感が重要と訴えてみました。
家具屋で見て丁度よくても、いざ自分の家に置くと「デカっ!」ってことないですか?
人間の感覚なんてそんなもんです。
レーザー距離計とコンベックスを使った採寸・シミュレーションが大切なのです。
人間の感覚なんてアテになりません。
必ず数字だけを信用しましょう。