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【ケッターサイクル12インチ】ペダル取付けの手順解説【足けり】
2歳の誕生日にケッターサイクル12インチを手に入れた息子も早いもんでもう4歳。
足けり運転では大人(34歳)のジョギング程度の速度を出し、なおかつコントロールも上達した息子にとって次なるステップはペダルを取り付けての運転。
本人もやる気満々で、街ゆくチャリ人を見ては「自転車に乗りたい!」としつこく訴え出したので圧力に屈してケッターサイクルにペダル取付を決意した訳であります。
ということでね、今記事ではケッターサイクルペダル取付について解説しています。
基本的に難しい作業は皆無、ご安心を。
ペダル取付に必要な工具は2つ
ケッターサイクルにペダルを取り付けるにあたり、あらかじめ用意しておくべき工具が2つ。
- スパナ(10mm)
- プラスドライバー(サイズ2番)
この2つがケッターサイクルに付属していたか定かではありませんが、私は自前で持っていたのでそちら使用しました。
ケッターサイクルに限らず付属工具というものは大概クソみたいなちゃっちいもので、「どんなささいな作業も専門店にお願いする」というスタンスの方は別として、スパナやドライバー程度は自前で揃えておけば何かと使えます。
買いましょう。
スパナはコンビネーションレンチがおすすめ
もし今回をきっかけに工具を揃えるのであれば、スパナはコンビネーションレンチがオススメ。
これは片方が普通のスパナで、もう一方がメガネレンチになっているスパナのことです。
私も自前工具でコンビネーションレンチを愛用していますが、早回しではスパナ側・ガッチリ締めたい・緩めたいときにはメガネレンチ側なんて使い方がポピュラーですかね。
必要なサイズのみ買うのももちろんありですが、よく使うサイズがセットになったものは使い勝手が良くてオススメです。
ホームセンターに置いているようなメーカーであれば、よっぽど無茶をしない限り壊れることもないので一度買えば末永く愛用できる工具ですね。
プラスドライバーはサイズ選びに迷ったら2番がおすすめ
プラスドライバーも是非自前で揃えて置いて欲しい工具のひとつ。
プラスドライバーにはサイズがあって、1番・2番・3番(メーカーによっては#1・#2・#3と表記)と分かれていて数字が大きくなるほど先端が大きくなります。
私はDIY好きな人間なので全サイズ揃えていますが、通常の用途であれば「2番」を買っときゃOKです。
3番はスノーボードのビンディング取付くらいしか使いませんし、1番を買うくらいなら精密ドライバーセットを購入した方が何かと便利かもしれませんね。
ケッターサイクルペダル取付手順解説(所要10分程度)
ケッターサイクルの製造元であるPeople公式HPでは、「5分で自転車モード完成」と謳っています。
が、ぶっちゃけ初見で所要5分は厳しく、鮮明とは言えないモノクロの写真付き取説を見ながらやって10分程度要しました。
ただまあ、今回実際に足けりモードからペダル取付をやってみて感じたのは「想像以上に超簡単」ということ。
パーツ点数が少なく、難しい・コツの必要な工程は皆無、取説と必要な工具さえあればおそらくほとんどの大人が苦労することなく取付できることでしょう。
2回目以降は所要5分でイケる。
取付手順1.ブレーキワイヤーをたるませる
まずはドライブユニット取付位置付近のブレーキワイヤーをたるませます。
これはドライブユニットを取り付けるためで、ブレーキワイヤーとフレーム間にドライブユニットが通る程度の隙間を確保できればOK。
ブレーキワイヤーは手で引っ張れば簡単にたるみます。
取付手順2.ドライブユニット(ペダル)を取り付ける
たるませたブレーキワイヤーの隙間からドライブユニットを取り付けます。
ドライブユニット側とフレーム側の取付ビス用の穴位置を合わせ、ボルト(2本)をねじ込み固定します。
ボルトには2枚ワッシャーが付属、忘れずに取り付けましょう。
平ワッシャーはボルトの頭がフレームに食い込むことを防ぎ、スプリングワッシャーはボルトの緩みを防止します。
取付手順3.チェーンを取り付ける
お次はチェーンを取り付けます。
まずは後輪のギアにぐるりとチェーンをかけ、続いてドライブユニットのギア下面にのみチェーンを掛けておきます。
その状態で、ペダルを反時計(後ろ回し)方向に回すとドライブユニットのギアにもぐるりとチェーンが巻き付きチェーン取り付けは完了です。
言うまでもありませんが、チェーンとギアに指を挟まれないように細心の注意を払いましょう。
私は本職で機械屋をしていますが、チェーンに挟まれて指が変形してしまった人達を何人も見てきました。
チェーンとギアに指を挟まれると、大げさじゃなく後遺症が残る程のケガになります。
取付手順4.チェーンカバーを取り付ける
チェーンを取り付けたらいよいよ大詰め、チェーンカバーを取り付けます。
プラスドライバーを使ってネジ3本で固定。
この作業は特筆すべき難しいことも注意点なく、カバーを付けてネジを締めるだけの工程になります。
取付手順5.たるませたブレーキワイヤーを戻す
最後は、手順1でたるませたブレーキワイヤーを元に戻します。
注意点としては、可動部に接することなく、つまりはドライブユニット(ペダル)に触れないようにだけ注意してフレームに沿わせるようにワイヤーを良き位置に整えます。
はい、これにてケッターサイクルペダル取付完了。
まとめ:ペダル脱着の容易さはケッターサイクルの真骨頂
さ、という訳でケッターサイクルのペダル取付手順を解説してみました。
作業手順は5工程ありますが、内容はスカスカなので作業時間は初見でも10分程度、2回目以降はメーカーの謳い文句通り所要5分で作業できそうな気がします。
肝心な4歳男児の自転車挑戦はというと、バランス感覚というより脚力的な問題でペダル操作にやや苦戦しているようで、乗りこなす段階まではまだかかりそうな気配です。
本人はやる気満々なのでね、気長に練習を続けます。
ま、どうしても無理そうなら足けりモードに戻してやろうかな、と考える甘い父親がここにいます。
何にせよ、足けりモード・自転車モードをサクッと切り替えできちゃうのはケッターサイクルの大きな魅力。
息子よ、頑張れ。