【ウッドデッキ塗装DIY】屋外使用のSPF材は塗料による木材保護が命

北海道の長い冬も終わりようやく春めいてきました。

暖かくなるとやりたくなるのが庭仕事。
昨年秋からやろうと思っていて先延ばしにしていたウッドデッキの再塗装をようやくやってやりましたよ。

ということで、今回はウッドデッキの再塗装DIYについての記事になります。

  • 我が家のウッドデッキについて
  • 木材保護塗装の重要性について
  • SPF材ウッドデッキの塗装手順

今記事では主に上記3点について紹介しています。

天然木のウッドデッキにメンテナンスは欠かせません。
専門的な知識・技術を必要とする作業は別として、できることは自分でやるのが達ブログ流。

塗装なら多少のお金と多少の知識があれば、素人でも全然余裕でできちゃいます。

目次(クリックでジャンプ)

我が家のウッドデッキは庶民の味方「SPF材」

グータッチ

我が家のウッドデッキはSPF材。
ホームセンターなんかに行くとほぼ確実に在庫されていて、しかも安価で売られている定番DIY木材のひとつです。

手に入り易くて安い、しかも軽くて柔らかくて加工しやすい。
SPF材はいわゆる高級木材ではなく庶民の味方的木材の代表格なのです。

外構屋さんに「天然木で、とにかく格安で仕上げてくれ!」と要望したところSPF材を使ったウッドデッキになりました。

驚く程安くて、正直「本当に大丈夫なのか?」と大変失礼な思いもありましたが完成してみてあらビックリ。

実に素敵で屈強な、かつ要望通りのサイズなウッドデッキではありませんか。

素材を安価なSPF材にすることで叶ったウッドデッキのあるマイホーム。

SPF材であれば庶民でも手の届く「天然木ウッドデッキ」ができちゃいます。

レッドシダーやらヒノキやらウバと比べるとアレですが、一般家庭で普通に使う分には強度も充分。
不満は全くありません。いやむしろ超お気に入りです。

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SPF材は安い・軽い・柔らかい特徴を持ったDIYの定番木材

木材

SPF材って一体何の木?という疑問を持つでしょう。

北米マツ科樹木の内、トウヒ属(Spruce)、マツ属(Pine)、モミ属(Fir)の総称。木材としてはこれらの樹種を区別せずに「SPF材」として生産、流通される。

引用元:Wikipedia

SPF材というのは3種の木材の総称。
一口に「SPF」といっても、厳密には3種の木材の内どれかということなのです。

見る人が見れば「これはマツだ」「この木目はモミだ」なんてわかるのかもしれませんが、素人にはさっぱりわかりません。

そしてSPF材の特徴は大きく3つ。

  1. 安い・入手しやすい
  2. 柔らかい・軽い
  3. 耐水性が低い

「柔らかい」ことは加工がしやすくDIYに向く一方、柔らかさゆえ物理的に弱いという短所もあります。
柔らかいため虫にも食われやすいのがSPF材のマイナス的特徴です。

また「軽い」ことはメリットである一方、木材の密度が低いために腐食しやすい短所にもつながります。

長所と短所は表裏一体ですね。

そして絶対に見逃すことのできない特徴が「耐水性が低い」こと。

「耐水性低い?そんな木材ウッドデッキで使えるのか?」

いい質問ですね、そこで重要となるのが今記事のメイン題材でもある塗料による木材保護なのです。

SPF材の天然木ウッドデッキは塗装が命

塗装で汚れた二人

SPF材は柔らかく加工がしやすい、なにより安い。

ただし、その反面ものすごく弱い。
特に耐水性の低さは致命的で、無垢のままでの屋外使用はまず不可能な木材です。

そんな木材をウッドデッキに使えるのかと言えば、ポイントは適切な塗装。

塗装の主たる目的は色をつけることではなく、塗料による木材保護であり「防腐」「防虫」「防水」機能を木材に与えることが重要なのです。

そういった塗料のことを「木材保護塗料(WPステイン)」なんて呼びますが、今回登場する塗料もまさにコレ。

我が家のウッドデッキも、作製段階で塗装済みでしたが2年も経つと結構劣化。

色が剥げて来ると木材の保護機能低下も去ることながら、見た目が汚らしく貧乏くささも看過できません。

色褪せたウッドデッキ
色褪せたウッドデッキ

雨・雪・紫外線、加えて老若男女で踏みつけて座って飛び跳ねてりゃそりゃあ劣化もしますよ。

「味のあるウッドデッキ」は素敵ですけどね、「劣化したウッドデッキ」なんて何の魅力もありません。

天然木のウッドデッキにしたからには、定期的なメンテナンスは欠かせません。

とりわけ塗装に関しては見た目的にも木材保護的にも欠かすことのできない部分。
しかし素人でも対応できるメンテナンスのひとつでしょう。

SPF材ウッドデッキにおける塗装の重要性はご理解頂けたでしょうかね。

外構屋さんイチオシ「ガードラックPro」で塗装DIY

ガードラックPro

いざホームセンターに行くと木材保護塗料は無数にあって、素人が初見で適切な塗料を選ぶのは無理。まじ無理です。

こういうときはプロに聞くのが一番です。

ウッドデッキを作製した外構屋さんにオススメ塗料を聞くと、迷いなく即答で「ガードラックPro!」。
和信化学さんが出している油性の木材保護用塗料です。

  • 防虫、防腐、防カビ
  • 優れた耐候性!
  • 臭気低減!
  • 撥水力アップ!

うん、実に頼もしい文字が躍っています。

塗料には大まかに造膜タイプと浸透タイプがあり、ガードラックProは浸透タイプ。

浸透タイプはメンテナンス性◎、耐水性△

造膜タイプはざっくり言えばペンキのように木材の表面に塗膜を造るタイプ。

浸透タイプは木材内部に染み込んで内部から木材保護成分が頑張ります。

実は耐水性で言えば、造膜タイプの方が優れています。
木材の表面でシャットアウトして水分を内部に侵入させないので当然と言えば当然でしょう。

しかしですね、造膜タイプは再塗装する上で大きな欠点があります。

それは古い劣化塗膜を剥がす・木材表面を整えるという塗装前の下処理作業が必要となることです。

一方浸透タイプは、古い劣化塗料や木材表面のことなんて何も気にせず塗ればOK。
要は素人にとって塗装のハードルが低く、扱いやすい塗料なのです。

ウッドデッキの塗装DIYはたったの3工程

3匹のネコ

ウッドデッキの塗装は実に簡単。
大まかに3工程です。

  1. ウッドデッキ表面を掃き掃除
  2. ガードラックProで塗装(2度塗り)
  3. 後片付け(ハケを洗う)

ウッドデッキ塗装工程①ウッドデッキ表面を掃き掃除

ほうきとウッドデッキ

よっぽど大きな異物がなければ問題なし。
軽く掃き掃除をしてウッドデッキ表面のゴミを大まかに取りのぞいておきましょう。

掃除はどんな作業においても基本ですね。

ウッドデッキ塗装工程②ガードラックProを塗る(2度塗り)

さ、いよいよ塗装です。

全く難しいことはなく、適当なハケでひたすら塗るだけです。
ガードラックProのチーク色を塗っていきます。

塗料の色味
ガードラックProチーク色

ガードラックProは粘度が低くシャバシャバなので、素人にもムラなくコツなく非常に塗りやすいです。

塗装した部分は明らかに色が濃くなるので塗り忘れの心配なし。
「どこまで塗ったっけ?」なんて事にはなりません。

塗装ビフォーアフター
塗装すると色が濃くなる

注意点としては、使用前に缶を必ずよく振る(混ぜる)こと。

振らずに出した場合
全く振らずに出した場合
塗料の色味
よく振って出した場合

上の写真の通り、振るのと振らないのでは別の商品かと思うほど色味が全然違います。
缶の中で色味が沈殿して分離しているようですので、良く振るのだけは忘れずに。

ちなみに塗装用のハケは何でもOK。
今回は購入したハケが偶然板目と同じ幅で、かなり作業性が良かったです。

ハケのサイズ感

そしてガードラックProは2度塗りが基本。
1度塗って8時間放置、もう一回塗って翌日まで乾かしたらOKです。

ガードラックPro裏面

ウッドデッキ塗装工程③後片付け(ハケを洗う)

後片付けしてウッドデッキの塗装DIYは完了です。

塗装作業はウッドデッキを撤去しない限り未来永劫定期的に続きますので、ハケは洗って再利用が経済的です。

ホームセンターの塗料コーナー付近におそらく「ハケ洗い」なる溶剤も売っているので購入しておくといいですね。

ハケ洗い液
ハケ洗い中

洗った後は「日陰干し」するように説明書きがありましたが、無視して思いっきり日向に干してやりました。

ハケ乾燥中

乾くのが早くて片付けがはかどります。
日向だと痛むんですかね?

再塗装を終えるとこんな感じ

無事塗装を終えた我が家のウッドデッキ。

塗装後
塗装後
塗装後
塗装後

濡れたように見える部分はまだ乾燥していない箇所ですね。
乾燥すればウェッティな感じはなく「木」の雰囲気がしっかり残ります。

浸透タイプなので木目や節もしっかり残ります。

色褪せたウッドデッキ
ビフォー
塗装後
アフター

写真で見るとわかりにくいかもですが、肉眼で見るとビフォーアフターの違いは歴然。
設置したころの輝かしいウッドデッキに若返りました。

塗装完了後、数日して雨が降りましたが防水性も良さそうです。
下の写真の通り、水を弾いてくれていますね。

水を弾くウッドデッキ

ガードラックProの使用感(by素人)

ガードラックPro

ガードラックProを使ってみて感じたことは3つ。

  1. 粘度が低く塗りやすい
  2. ニオイはきつくはないがそこそこある
  3. 価格がお手頃ではない

基本的には塗りやすいし色もキレイに入るしで合格点。
次回も同じくガードラックProを購入するつもりでいます。

塗料独特のニオイはやや気になる

「刺激臭をおさえた」ことを謳っていますが、塗料慣れしていない人間にとってはまあそこそこのニオイを感じます。

ペンキ程きつくはなく、文化たきつけのニオイに似ていていますね。

ウッドデッキは大体の場合自宅と接近して設置されていると思いますが、塗装中に家の窓を開けておくとややツーンとしたニオイが家に侵入してきます。

健康な成人であれば問題ないでしょうが、小さな子供がいる家庭は害が気になるところ。
塗装するときは家の窓を閉めておくのが無難でしょう。

価格がお手頃じゃない(庶民の敵要素)

ガードラックProは決して安くない。
もちろん性能に比例して金額も上がるのでしょうが、SPF材を使用した庶民からすればランニングコストは気になるところ。

我が家のウッドデッキはサイズが幅:360cm・奥行:180cm・高さ:40cmのそこそこ大きいサイズ。
軽自動車なら駐車できる程度のサイズがあります。

で、今回そのウッドデッキを2度塗りすると残った塗料は4L缶の半分以下。

ガードラックPro

結構減りますね。
今回は初めての塗装で若干塗りすぎた感は否めませんが、それにしても持って2度塗り塗装2回分でしょう。

そうなると、今にして思えば木材をケチらずに屈強でメンテナンス頻度が少なくてすむ高価な木材にした方が長い目で見て安上がりだったかと軽~く後悔しているところであります。

もし予算に余裕があるならば、ウッドデッキ設置段階である程度高級な木材にするのはアリですね。
人生トータルで考えれば、結果的には経済的になるでしょう。

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まとめ:SPF材ウッドデッキはマメな塗装が寿命を延ばす

手をつなぐ子供

SPF材ウッドデッキのDIY塗装を紹介してみました。

長く美しく使うならメンテナンスは欠かせませんね。
特に天然木のウッドデッキであれば塗装は定番メンテナンス。

今回紹介した「ガードラックPro」が全てではありませんが、塗料選びに迷っているならば是非一度お試しあれ。

使ってみて思いましたが、粘度が低く塗りやすいのは塗料におけるかなり重要ポイントですね。

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