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【バギーズロング】パタゴニアの定番ショートパンツは水陸両用で毎日履ける
先日購入したパタゴニアの定番ショートパンツ「バギーズ・ロング」、これがまじでイイ。
購入にあたり悩むべきポイントは大きく3点。
- サイズ
- カラー
- 丈(ロングorショーツ)
特に「丈(ロングorショーツ)」は結構重要ポイントだったりするので、バギーズ購入検討中の方は当記事を参考にして頂ければ幸いです。
夏の定番「バギーズ」はゆったりシルエットの水陸両用ハーフパンツ
そもそも「バギーズ」って何だよってお話です。
「バギーズ」はアウトドアブランド「パタゴニア」が誇る定番ショーツ。
パタゴニア公式HPの情報を基に「バギーズ」の特徴を夏らしくさわやかに紹介しましょう。
驚異的な速乾性のヒミツは海パンと同じナイロン100%
生地はナイロン100%で布感は一切なし、シャリシャリとしたテント生地のような風合い。
いかにも水を弾きそうな、そして濡れたとしてもすぐ乾きそうな素材でできています。
それもそのはず、バギーズの触感と海パンの触感が似ているなと思い海パンのタグを見るとこちらもナイロン100%。
バギーズ、海パンと同じ素材ならそりゃあ乾きやすいですわ。
そしてバギーズを裏返してみると、海パンのようなインナーメッシュ付。
素材的にもデザイン的にも、ハーフパンツなのか海パンなのかよくわからないカテゴリになってきますが、パタゴニア公式のバギーズ紹介文を読んで納得。
速乾性を備え水の中でも外でも着用できる頑丈な多機能型ショーツ。リサイクルされた漁網を使用し海洋プラスチック汚染の削減に貢献する、ネットプラス・ポストコンシューマーリサイクル・ナイロン100%素材を使用。
引用元:パタゴニア公式
「水の中でも外でも着用できる」とはっきりと書いてありますね。
ま、ようは水陸両用のハーフパンツってことなのです。
- プールまでバギーズを履いて移動
- バギーズを履いてプールに入る
- バギーズを乾かしてバギーズで帰路
これはさすがに極端でしょうが、こんな使い方もできてしまうのがバギーズなのです。
それから、乾きやすい素材のメリットは単純に乾きやすさだけでなく、汗をかいてもピトピトと肌にまとわりつかず常にサラサラとした着心地であることも大きな魅力。
速乾性も驚異的で、洗濯機で洗ってもマジですぐ乾く。
夜洗濯して干しておけば、間違いなく翌朝にはカラカラに乾きます。
清潔を保ちつつ毎日履けるハーフパンツ、それがパタゴニアの「バギーズ」。
火気にはご用心
ナイロン100%によって速乾性が生まれる一方、ナイロン100%の弱点はとにかく火に弱い。
バギーズを履いてキャンプなんてよくあるシチュエーションでしょうが、BBQや焚き火をやるときには要注意です。
火の粉が飛んだら一瞬で穴、これだけはマジで気を付けましょう。
メンズ・ウィメンズ・キッズで家族お揃いも可
そしてバギーズはメンズ・ウィメンズ・キッズにもラインナップされていて、家族でお揃いコーデも可。
この辺はパタゴニアを初めとするアウトドアブランドの上手な戦略ですね。
大人とキッズでサイズ違いの同デザインが豊富にラインナップされていて、「あら、これ可愛いから子供に着せたいわ」「ん~、せっかくだし子供とお揃いにしちゃおうかな」なんていう親心を手玉に取って誘惑してきます。
毎年変わるカラーラインナップ
派手な色から地味な色・柄物までバギーズはカラーラインナップが実に豊富。
パタゴニア定番ラインではよくあるパターンですが、カラーラインナップは毎年変更になるため欲しいカラーがあればその年に購入するのが鉄則。
「今年はお金ないから、来年買おうかな」とか思っていて、いざ翌シーズンになって「カラーラインナップがどれもこれも全く好みじゃない」なんてことはあり得るのです。
バギーズは毎年シーズン前に完売の超人気アイテム
バギーズ購入時の最重要注意点、それは人気すぎて毎年夏前には良いサイズと良いカラーは完売してしまうということ。
「XLサイズの特徴的な柄」みたいなマイノリティは別として、日本人体形によく合うであろうXS・S・Mあたりはマジで夏前に完売します。
私は数年前にそれで悔しい思いをしたので、どうしても購入したかった今年(2022年)は早め始動で5月末に無事購入できました。
さすがに5月末なら全サイズ・全カラーが揃っていて、サイズ合わせからカラーの吟味まで思う存分悩むことができました。
夏本番を前に、洗車・家庭菜園の水やりと早くも活躍の兆しを見せています。
「バギーズ・ロング」のXSサイズ・DarkAshを購入
早速ですが、私が購入したバギーズをご紹介。
- サイズ:XS
- カラー:DarkAsh(ダークアッシュ)
- 丈:ロング
まずサイズはXSをチョイス。
身長168cm・体重55kgのやや細身・やや筋肉質な30代男性、普段の服では主にSサイズ着用でたまにMサイズ購入といった体形です。
アメリカンサイズなパタゴニア、普段購入する服よりもワンサイズ落としたくらいが丁度良い。
そしてカラーは派手過ぎず地味過ぎず、冒険を嫌う私の性格がよく表れた「DarkAsh(ダークアッシュ)」。
濃いめのベージュというか、緑がかったベージュというか、とにかくまあ無難なカラーです。
派手目な明るい・柄物のイメージが強いバギーズの中ではかなり保守的なカラーでしょう。
自分の持っているTシャツやシャツの色合いを考えて「DarkAsh(ダークアッシュ)」をチョイス、どんなカラーにも合いそうなよく言えば万能な、悪く言えば地味目なカラーリングです。
そして5インチ丈の「バギーズ・ショーツ」と7インチ丈の「バギーズ・ロング」のうち、丈が少し長めの「バギーズ・ロング」をチョイス。
バギーズ・ロングを選んだ理由は後に説明します。
バギーズ・ショーツとバギーズ・ロング、無難に選ぶならロング
パタゴニアのバギーズ、5インチ丈のショートと7インチ丈のロング丈の2種類があり、どちらを買うべきか悩む方も多いことでしょう。
結論から言えば、試着せずに購入するならばロングを選んだ方が無難。
というのも、バギーズ・ショーツの方には大きな弱点があることを私は発見しました。
バギーズ・ショーツの弱点、それはズバリ「イスに座ったとき正面から下着が丸見えになる」ことなのです。
見せられる側の気持ちと目線のやり場を考えれば、公共の場で下着を見せないのが大人のマナー。
バギーズを履いて電車や地下鉄に乗ることを考えると、パンツ丸見えの危険性が高い「バギーズ・ショーツ」ではなく、やや股下の長い「バギーズ・ロング」が無難かなと感じた次第です。
もちろん下着が見える見えないというのは、個人の体形や座り方のクセなんかも影響するでしょうから、バギーズ・ショーツ購入検討派には購入前の試着を強く推奨。
私自身、デザインや用途を考えて「バギーズ・ショーツ」の方が好きで、もし下着丸見え現象が発覚しなければ間違いなく「バギーズ・ショーツ」の方を購入していました。
ちなみにバギーズ・ロングを履いた雰囲気は以下を参照。
身長168cm・体重55kgでXSサイズのバギーズ・ロングを履くと、ちょうど膝が丸々見える程度のサイズ感。
「リラックス・フィット」は良くも悪くも緩め
パタゴニアには「フィット」と呼ぶフィット感の目安が概ね3段階で設定。
- スリム・フィット
- レギュラー・フィット
- リラックス・フィット
で、バギーズは最もゆとりあるサイズ感の「リラックス・フィット」、夏らしいゆったりとしたシルエットなのです。
リラックス・フィット: 体の上にゆったりとしたドレープを描くデザイン。メンズ・パンツのリラックス・フィットは、ヒップ、腿、脚の下部、裾にゆとりがあります。
引用元:パタゴニア公式
「リラックス・フィット」の特徴「裾にゆとりがある」ために、「バギーズ・ショーツ」で椅子に座ったときは正面から思いっきり下着が丸見えになる可能性が大。
試着室で何の気になしに椅子に座って気が付きました、「あれ、パンツ丸見えじゃん」。
股下13cmと股下18cmの大きな違い
「バギーズ・ロング」もリラックス・フィットであることには変わりませんが、「バギーズ・ショーツ」に比べ股下が5cm長いことで下着丸見え現象はかなり発生しにくいです。
- バギーズ・ショーツ:股下13cm
- バギーズ・ロング:股下18cm
たかが5cmされど5cm。
私が試着室で実験を重ねた結果、バギーズ・ロングであればよっぽどの偶然が重ならない限り下着が丸見えになることはないでしょう。
バギーズ・ロング着用で椅子に座ったときの様子は以下の写真を参照。
まあギリだけど下着は見えないのでOKでしょう。
「椅子に座っている奴の下着をハーフパンツの裾から見てやる!」という強い意志と行動力のある人に狙われればアレですが、余程故意に下着を見ようとする人が居なければおそらく大丈夫。
大きなサイドポケットとバックポケットがありがたい
パタゴニアのバギーズ、ハーフパンツなのにポケット3つ完備でしかもデカい。
- 左右のポケット
- バックポケット(右のみ)
サイドポケットは深さが約25cm、バックポケットは深さが15cm。
手荷物がスマホ・鍵・サイフのみの私にとっては充分な数とサイズ。
カバンをあまり持たない派の私にとって、手荷物を入れておくポケットの存在はかなり重要なのです。
ハーフパンツにありがち(たつログ調べ)な、ポケットがない・ポケットが小さいとはまるで無縁の大型ポケットを備えたバギーズはマジでありがたい。
ポケットもリラックス・フィットの特徴を生かしていて、どのポケットも容量が大きいのはもちろんのこと、入り口がゆったりと大きくものすごく出し入れしやすい。
サイドポケット(右)にはゴム素材のループが装備されていて、例えばキーホルダーをこれに引っ掛けておけばポケットの中で暴れにくいし落としにくいので、アクティブに動きたい人の強い味方でしょう。
バックポケットは財布を入れても安心のフラップ付で容量も充分、二つ折り財布ならばすっぽりと余裕をもって収まるサイズ感です。
さすがに長財布を入れるとフラップは閉じませんが、フラップが閉じなくても深さ約15cmもあれば普通に歩く分には長財布が落ちるようなことはありません。
アクティブなときは別ですが、普段着として使うときにはバックポケットに長財布を入れても全然大丈夫ですよ。
まとめ:たつログ的夏の定番はバギーズ・ロングに決定
さ、ということでパタゴニアの「バギーズ」について紹介してみました。
- 速乾性
- 履き心地
- 大きなポケット
水陸両用で毎日履ける、夏の正装はバギーズで決まりです。
ただし、ナイロン100%によって速乾性を手に入れた一方で、火気にはすこぶる滅法弱いことも忘れてはいけません。
BBQや焚き火の際には充分ご注意を。
ただまあ、火気に弱いデメリットを差し引いても、それ以上に魅力あるメリットを兼ね備えたバギーズは人様にオススメできるハーフパンツであることに変わりはありません。
ハーフパンツにしてはややお高い部類ではあるものの、快適さを考えればまあ許せる価格でしょう。
定番サイズの人気カラーはまず間違いなく夏前には完売するので、早めの動きだしをオススメします。
急げ。