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【事業者変更】プロバイダをenひかりにサクッと乗り換え【光コラボ】
つい先日、自宅のインターネット回線(プロバイダ)を「事業者変更」なる手続きでサクッと乗り換えました。
乗り換え手続きがあまりにも簡単で拍子抜けしたので、乗り換えに迷っている方の背中を一押しできればと思い記事にします。
私は今回「ビッグローブ光」から「enひかり」に乗り換えたので、今記事では主にその場合を例に説明していきますね。
実を言えば「NURO 光」に乗り換えたかったところ諸々事情があり「enひかり」に乗り換え、その辺の事情は下記記事で解説しているので、興味があれば是非読んで見て下さいね。⇒【公式】NURO 光
ネット回線の切替方法は新規契約・転用・事業者変更の3パターン
まずインターネット回線(プロバイダ)の切替方法として下記3点があります。
- 新規契約
- 転用
- 事業者変更
で、私が今回利用したのが「事業者変更」という制度。
光コラボプロバイダから、別の光コラボプロバイダへ乗り換えるときに利用できる制度が「事業者変更」です。
ケータイ電話の世界で、番号そのまま他社乗り換える「MNP」はかなりの認知度がありますが、それのプロバイダ版と考えて何ら問題ありません。
現在契約中の「ビッグローブ光」・乗り換え先の「enひかり」、どちらも光コラボのプロバイダなので「事業者変更」を活用します。
似たような制度で「転用」もありますが、こちらはフレッツ光回線を直接NTTと契約している状況から、光コラボプロバイダに乗り換える場合に利用できる制度になります。
自分が今現在契約しているプロバイダが光コラボなのか何なのかよくわからない場合、そのプロバイダの公式HPで確認するか、サポート窓口に電話なりメールなりすれば優しく教えてくれることでしょう。
転用・事業変更のメリットは工事不要&番号そのまま
新規契約にはない、転用・事業者変更ゆえのメリットは大きく2つ。
- 工事不要
- ひかり電話番号そのまま
光でんわを使わない方にとって「番号そのまま」の恩恵は全くありませんが、事業者変更もうひとつのメリット「工事不要」は結構重要。
光回線を契約すると、必ず自宅に光回線を取り込むための物理的な作業が発生します。
- 工事を決める
- 工事日は自宅で工事に立ち会う
- 工事費用の発生・負担
当然ながら工事には作業者のお給料と材料費が発生、その費用負担はユーザー側に降りかかります。
さらには工事当日は自宅で必ず立ち会わなければならず、貴重な時間を拘束されるのを嫌がる人は多いでしょう。
が、転用・事業者変更ではその工事が不要となります。
詳細な理屈はよくわかりませんが、光コラボプロバイダはどこもNTTのフレッツ光回線を使っているわけですから当たり前っちゃ当たり前ですかね。
理由はともかく、物理的な工事不要なのはまじでありがたい。
事業者変更は大きく分けて3ステップ
「事業者変更」手続きは大きく分けて3ステップ。
- 事業者変更承諾番号の取得
- 乗り換え先のプロバイダーに契約申し込み
- 乗り換え後にルーター再起動
「乗り換え後にルーター再起動」がどのプロバイダでも必要なのかは不明ですが、「enひかり」で「v6プラス」のオプションを申し込む場合には切替完了後にルーターを再起動するように指示がありました。
わからない部分はプロバイダの担当者に聞くか、特殊な操作が必要ならば契約の段階でプロバイダ側から何らかの連絡や指示があるはずです。
自宅に業者が来て工事するような手間は一切なし、基本的にはオンライン・電話で契約は完了。
プロバイダ切替当日も、基本的にユーザー側での作業は一切なく、時間が来れば自動的に切り替わります。
1:事業者変更承諾番号は現在契約中のプロバイダが発行
まず「事業者変更承諾番号」は現在契約中のプロバイダから発行してもらいます。
ビッグローブ光の場合は電話受付のみで、電話した翌日にメールで「事業者変更承諾番号」が通知されました。
この「事業者変更承諾番号」には有効期限があり、メールを受信した日を含めて15日間有効となります。
15日間が過ぎた「事業者変更承諾番号」は無効となります。
無効になったとしても「事業者変更承諾番号」は何度でも発行できるのでそれ程深刻に考える必要はありませんが、発行の度に手数料を取るプロバイダもあるのでその辺は要確認ですね。
2:乗り換え先のプロバイダと契約
事業者変更承諾番号を取得したら、乗り換え先のプロバイダと契約します。
多くはネットからのオンライン申込でしょう、予め入手しておいた事業者変更承諾番号を入力する箇所があるはずなので間違えのないように入力します。
enひかりの場合、ネットで申し込みをした翌日の午前中には担当者から電話があり、契約内容確認やプロバイダ切替日を話し合い、不明点なども丁寧に答えてくれる安心感あるサポート体制で安心しました。
3:プロバイダ切替日にルーター再起動
プロバイダの切替は、「enひかり」の場合申込即日というわけではなくいくつか候補日が提示されてそこから選ぶスタイルでした。
例えば5月10日を切替日にすると、5月10日0:00にenひかりの回線に切り替わり、同時にビッグローブ光の回線は遮断されます。
プロバイダ切り替えの瞬間に自宅のネット回線がどうなるのか気になるところですが、そんなことはすっかり忘れしっかり熟睡。
翌朝いつもと変わらず快適にネット環境が整っていることに感謝です。
また、今回オプションとして「v6プラス」を申し込んだ影響で、プロバイダ切替後にルーターを再起動するようにenひかり担当者より指示がありました。
「再起動しなければIPV4からIPV6に切り替わらないため」的なことを言っていましたが、正確に詳細な理由はよくわかりません。
ま、結果としてIPV6でネット回線が使えているので何の問題もありません。
ちなみにルーターの再起動方法ですが、コンセントを抜いて再び指し直せば再起動がかかります。
「事業者変更」の費用は事務手数料5,500円
事業者変更に要した費用は事務手数料5,500円のみ。
- 既存のプロバイダに支払う転出手数料:3,300円
- 乗り換え先の回プロバイダに支払う転用事務手数料:2,200円
既存のプロバイダ・乗り換え先のプロバイダ双方に手数料支払いが発生します。
今回は合計で5,500円の手数料が発生する訳ですが、乗り換え前後の利用料金差額が約ー600円なので、およそ10か月で元が取れる算段です。
乗り換え先の「enひかり」は契約期間の縛りが一切なく、どんなタイミングで解約しようと違約金・解約金が発生しないのが大きな魅力ですが、事務手数料分をペイできない期間で解約してしまうと「節約」という意味では大失敗。
料金面以外を理由に乗り換えるならば別ですが、私の様に最低限のスペックさえあればあとはひたすら安さを求めていくスタイルの方は、発生する手数料と乗り換えることで削減できる費用をかならず天秤にかけましょうね。
それから苦言をひとつ言わせていただくと、ケータイ電話の世界ではMNP手数料無料化がどんどん進行しているにも関わらず、インターネット回線の世界では未だに意味不明な手数料を請求されるのはどうにかならんのでしょうかね。
まじで。
「事業者変更承諾番号」取得受付は電話対応のみ
今回「事業者変更」手続きをするにあたって、既存の契約回線であるビッグローブ光から「事業者変更承諾番号」を入手する必要があるわけですが、この番号発行手続きが何故か電話対応のみ。
電話対応のみはビッグローブ光に限った話しではなく、ほぼ全プロバイダが「事業者変更承諾番号」の取得受付が電話対応のみとなっています(2022年5月現在)。
電話オペレーターが解約を引き留める・オンラインではなく電話によって解約を手間にする、要は解約を少しでも思いとどまらせる・遅らせることが目的なんでしょうかね。
時はオンライン時代、ましてやそのオンラインの屋台骨を支える光回線プロバイダ会社がこぞって「受付は電話対応のみ」ってどうなんだって感じはしますけどね。
ただまあビッグローブ光の場合、強引な引き留めのようなことは一切なく、事務的に淡々と「事業者変更承諾番号」発行の手続きを進めてくれるので全く心配はいりません。
まとめ:メリットがあるなら事業者変更でサクッとプロバイダ変更
さ、ということで光コラボの事業者変更について解説してみました。
- プロバイダに電話して事業者変更承諾番号を聞く
- 事業者変更承諾番号を契約先のプロバイダに伝える
大まかに言えば作業はこの程度で、時間にすれば30分もかかりません。
事業者変更検討中の方、特に費用面で節約につながる方はいち早い切替がその分節約額も大きくなります。
全く難しいことはありませんので、是非チャレンジしてみましょう。
プロバイダ・事業者変更に関する記事は下記にまとめてありますので、興味のある方は是非ご一読を。