【キーンのヨギ】フィット感抜群の万能サンダルはサイズ選びがキモ

KEENのロゴ

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「いつぶりにサンダル買ったんだろ?」ってくらい久しぶりにサンダルを購入。

購入したのはサンダル界では定番中の定番、KEEN(キーン)のYOUGI(ヨギ)。

まだ1か月程度の使用ですが、毎年売れまくっている人気サンダルの人気者たるゆえんが垣間見えてきました。

ということでね、今回はキーンのヨギについてレビューしていきます。

>>【KEEN(キーン)】 公式オンラインストア
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キーンが誇る名作にして定番のクロッグサンダル「ヨギ」

ヨギ

KEEN(キーン)の名作にして定番クロッグサンダルがYOUGI(ヨギ)。

クロッグサンダルというのは「つま先~足の甲まで覆われているサンダル」のこと。

キーン自体はアウトドア色の強いブランドですが、その中でヨギはどちらかといえばタウンユースの色が濃いように感じます。

「アウトドア寄りの街用」という、悪く言えば何とも中途半端な、よく言えば万能なサンダルでしょう。

キーンのシューズラインナップを見ればよくわかりますが、シューズ・サンダル含め踵がないのはヨギのみ。

  • ニューポート
  • ユニーク
  • ジャスパー
  • ターギー
  • ゼラポート

どっぷりアウトドアな用途には不向きな一方で、私のような「にわかアウトドアマン」にはもってこいのサンダルなのです。

後に説明しますが、ヨギは本来相反する「履きやすさ」と「フィット感」を同居させた中々優秀なサンダルで、フィットする上に履きやすいサンダルは今のところ「ヨギ」以外に見当たりません。

ただまあ、サンダルにしちゃあ価格がややお高めなのがネックですね。

毎年変わるカラーラインナップ

ヨギの特徴の一つが、カラーラインナップの豊富さ。

地味目な単色カラーもあれば夏らしいポップで派手なカラーまで、毎年色んなカラーがラインナップされます。

私が購入したのは2022年モデルの「Hawaii Flowers Silver」、白地のベースに銀色で花が描かれています。

ヨギ拡大

毎年カラーが変わる楽しさがある一方、欲しかったカラーが翌年には販売されなかったなんて可能性も大いにあり得るわけで、欲しいカラーがあれば思い切って買ってしまうのもアリでしょう。

毎年カラーラインナップを変えるのはアウトドアブランドでよくやる手法ですよね。

先日購入したパタゴニアのバギーズも全く同じ手法で、毎年カラーリングを変えて販売するので毎年物欲を刺激されます。

ヨギはフィット感抜群ゆえに試着必須サンダル

裸足でヨギ

キーンのヨギはかなり履きやすくかなりお気に入り。

特にお気に入りのポイントとしては、サンダルなのにフィット感が抜群によい点ですね。

ゆえに、ヨギ購入時に重要なことはしっかりと試着をして「フィット感」を確かめること。

サンダルとはいえ、アイテムとしては「靴」なのでフィット感が重要なのは当たり前っちゃ当たり前なんですけどね。

単純にサイズ選びが悩ましいこともありますが、そもそもの形状としてヨギと足がフィットしない方も多いようです。

クロッグサンダル界のフィット番長「ヨギ」

クロッグサンダルで有名なクロックスは、履きやすさと価格とポップなカラーリングで爆発的に売れましたよね。

ただまあクロッグサンダル界で一番好きなサンダル・友達にオススメしたいサンダルが何かと聞かれればダントツでキーンのヨギ。

決してクロックスをディスりたい訳ではないんですが、ひとまず有名どころのクロックスと比較させて下さい。

ヨギとクロックスでは、価格も違えばターゲットも違うはずなので一概に比較すべきでないかもしれませんが、ここではそんな苦情は受け付けません。

履き比べたらわかりますが、まず履き心地がマジで違います。

目隠しをして「効きクロッグサンダル」をすれば、間違いなくヨギだけはわかります。

なんていうか、とにかくまあヨギは足にフィットするんですよね。

歩きやすさも明らかに違うし、口コミを見る限り耐久性も違いそうです。

甲高にはつらい形状(らしい)

ヨギを購入する上で必ず確認すべきポイントは、足の甲とアッパー部の接触具合。

甲高の足だと、足の甲とアッパーがぶつかり靴擦れができてしまうようです。

ヨギを履いた状態

私を接客してくれた某スポーツショップの店員さんが、「私の足は甲高で、足の甲とアッパーが当たって痛くて痛くてヨギは履けない」と教えてくれました。

ヨギは素材がEVA(酢酸ビニル共重合樹脂)と呼ばれる、ゴムと樹脂の中間を取ったような素材でできています。

EVAとは、Ethylene-Vinyl Acetate エチレン-酢酸ビニル共重合樹脂の略称で、ポリエチレンよりも柔軟性と弾力性を持つ、用途が広く優れた熱可塑性合成樹脂のひとつです。

引用元:株式会社タイセイ

なので、レザーと違いEVA素材のヨギが「履き込むことで足に馴染む」ことはありません。

試着の段階で足の甲とアッパーに接触があれば、それは自分の足には合わないと判断して購入を見送るのが無難でしょう。

私は足の甲が高いタイプではなかったようで、素足はもちろん靴下を履いた状態でもアッパーとの接触はなく履き心地は快適そのものでばっちりフィット。

ヨギのサイズは1cm刻み

甲高の件をクリアしたら、今度はサイズ選びです。

ヨギはサイズラインナップがいじわるで、1cm刻みでしか用意がありません。

ヨギに限らずですが、サンダル選びにおいてフィット感はかなり重要で、しっくりくるサイズと妥協したサイズでは履き心地・歩きやすさがまるで違います。

ヨギのような踵が固定されないサンダルは特に顕著で、なんで1cm刻みなんだよって感じです。

私の場合はメンズの25cmがちょうどよく、幸いにしてしっくりくるサイズを購入できました。

ヨギ25cm

ちなみに他の愛用シューズのサイズは以下の通り。

  • バンズ(オールドスクール):25.5cm
  • レッドウィング(ベックマン):24.5cm(US6.5インチ)

サイズ選びは実際に履いてみなければわからないポイントで、特にヨギはシーズン毎にサイズ感が変わるようなウソかホントかわからない書き込みも見られます。

ヨギは割とどこでも売っているので、まずは試着ですね。

25cmはメンズ・ウィメンズ両方でラインナップ

私は結局メンズの25cmヨギを購入しましたが、最後までサイズ選びで迷ったのがウィメンズの25cm。

25cmに限ってはメンズとウィメンズ両方で用意されていて、異なるのはワイズ(横幅)のみ。

ウィメンズの方が横幅が狭く、足の形によっては男性でもウィメンズ25cmの方がしっくりくるかもしれませんね。

くどいようですがまずは試着。

アウトドア・散歩・ちょっとそこまで、何でもイケる万能サンダル

浜辺で足を組む女性

キーンのヨギはマジで万能。

  • アウトドア
  • 散歩
  • ちょっとそこまで

あらゆるシーンにおいて使いやすく、油断すると1週間ヨギしかはいていないこともしばしば。

さすがに冬に履こうとは思えませんが、雪のない季節、春・夏・秋は余裕で快適に履けるでしょうね。

YOGUI ARTS(ヨギ アーツ)は、オリジナルハイパフォーマンスクロッグ。高い汎用性-アフタースポーツシューズ、オフィスシューズ、ガーデニングシューズ、キャンプシューズなど、履くシーンを選びません。Sandal With Socks:素足での着用から、薄手のSocks、フリースSocksまで、組み合わせを変えることにより、4シーズン対応。

引用元:KEEN公式オンラインストア

キーン公式オンラインストアでも「いつでもどこでも履けるぜ」ってことは大いにアピールしていて、使い勝手の良さはヨギの大きな魅力でしょう。

>>【KEEN(キーン)】 公式オンラインストア

ツッカケ的要素を持つ万能サンダル

ヨギはその履きやすい形状から、「ツッカケサンダル」的な要素を多分に含んでいます。

まずは履き口の大きさ。

ヨギの履き口

履き口が大きいことでなにより履きやすい、玄関に並ぶ靴の中からついついチョイスしてしまいがちです。

ヨギはレザー素材のサンダルの様に履き口がダラリとせず、いつ何時でも大きな口を置けていてくれるのもつい履きたくなるポイント。

下の写真のように、ビルケンのボストン等レザー系のサンダルはアッパー部がダラリと垂れ下がってしまい、これが地味に履きにくいのです。

ボストンとヨギ

そして、靴下を履いていようが裸足だろうが関係なしに履ける汎用性。

靴下でヨギ
裸足でヨギ

外の天気が晴れだろうが雨だろうが気候に関係なく履ける汎用性。

  • コンビニまで
  • 回覧板を出しに
  • 郵便を出しに
  • 庭いじりに
  • 洗車に

ありとあらゆる場面で「サッと手軽に」履けることは間違いなくヨギの大好きポイントの一つ。

指先が守られる安心感と分厚いソール

ヨギの大きな特徴でもあるつま先を覆う形状。

ヨギ

私のように、どこかにぶつけるとすぐに爪が割れてしまう人間にも安心、指先を守ってくれるこの形状こそがアウトドアでも活躍してくれる秘訣でしょう。

想像して見て下さい、足の小指をぶつけたあの痛みと怒り。

ヨギなら指先をしっかり保護してくれるので、小指の痛みに耐えるあの不毛な時間は一切訪れません。

そしてサンダルとは思えない程の分厚いソールもヨギの特徴で、多少足場の悪いところでもそのゴツゴツ具合を上手いこと吸収してくれるのです。

見た目の割りにかなり歩きやすいサンダル

ヨギの特徴「分厚いソール」によってもたらされるクッション性のおかげで、街履きでも歩きやすく疲れにくく、ついつい履いてしまいたくなるヨギの誘惑は中々のもんです。

アッパー部分が通常のクロッグサンダルと違い隙間が空いていて、その隙間が歩くときに上手いことストレスを逃がしてくれます。

KEEN(キーン)公式オンラインストアの言葉を借りるならば「屈曲性」。
ヨギを履いた状態
ヨギで歩いた状態

文章だけだと説明が難しいのですが、上の写真のようにつま先でけり出すときに隙間で折れ曲がってくれるので自然なフォームで歩きやすいのです。

他に私が感じた歩きやすさポイントがインソールの形状。

ビルケン程ではありませんが、土踏まず部分が盛り上がっていて、これが絶妙に心地よい。

ヨギの履き口

そしてソールの形状がやや反り上がっていて、ちょっとした段差や異物につまづきにくくなっています。

ヨギのつま先

履き始めはつま先が反り上がっていることに若干の違和感を感じますが、慣れてしまえば全く気になりません。

走ることには不向きなサンダル

当たり前っちゃ当たり前ですが、さすがに万能サンダルのヨギも「走る」ことに関してはイマイチ不向きでしょう。

ヨギは見ての通り踵を固定する要素が一切なく、想像の通りかなり走りにくいです。

ヨギのかかと

そもそもサンダルを履いてダッシュするのが間違っているわけで、どうしてもダッシュしたいならばスニーカーを履くか踵を固定できるサンダルをチョイスしておくのが無難でしょう。

キーンで言えば、ニューポートなんかはダッシュしやすそうですね。

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素材はEVAとラバーのみで圧倒的な水濡れ耐性

雨の中歩くコーギー

ヨギを構成する素材はほぼほぼEVA、ソールのみラバーでできています。

EVAとは、Ethylene-Vinyl Acetate エチレン-酢酸ビニル共重合樹脂の略称で、ポリエチレンよりも柔軟性と弾力性を持つ、用途が広く優れた熱可塑性合成樹脂のひとつです。

引用元:株式会社タイセイ

EVAは日常であまり聞かない言葉ですが、ヨギを触る限り、ゴム程の堅さや重さはないものの樹脂よりは柔軟性があるような素材ですね。

百聞は一見如かず、もし実物を見る機会があるならまずは実際に目で見て手で触れてその感触を確かめて見て下さい。

「お、これは水に強そうだ」と即座に感じることでしょう。

てなわけで、ヨギに布・レザー要素はなく、サンダル自体に水が染み込むことは一切ありません。

ソールに使われているラバーは説明するまでもなくゴムのことで、こちらも素材自体に水が染み込むことは一切ありません。

ヨギのソール

つまり何が言いたいかと言うと、ヨギは水濡れに対する耐性が完璧なのです。

水に濡れたとしても、表面の水分をタオルで拭けばそれでOK。

布・レザー要素がないため、サンダル自体に水が染み込んで乾くのに時間がかかるというパーツが一切ないのです。

  • 水仕事
  • 水辺のアウトドア
  • 雨天

水にまつわるシーンでは活躍間違いなし。

先代サンダル「ソックスオンサンダル」は水への耐性がビミョー

ソックスオンサンダル

以前愛用していたモンベルのソックスオンサンダル、これもかなり気に入っていたのですがソール以外は布素材でできていたのが難点でした。

アッパー部分が布っぽい素材で、裸足で履いたときにこれが優しい接触勘を生む一方、一旦濡れてしまうと乾くまで待つしかないという事態を招きます。

ソックスオンサンダルのアッパー

モンベルも著名なアウトドアブランドですから、アウトドアの着用を見越しているはずなのに少し惜しい設計。

いや、ガチのアウトドアマンはサンダルなんか履かないから問題ないか。

ただまあ私のような「にわかアウトドアマン」には若干の不満ポイント。

「ソックスオンサンダル」と言いながらも、アッパー(鼻緒的な部分)は布で出来ているため一旦濡れてしまうと、完全に乾くまでは靴下着用で履くと靴下が濡れてしまい不快の思いをするのです。

もちろん、モンベルのソックスオンサンダルが全然ダメかと言えば全然そんなことはありません。

価格が安いこと・コンパクトで持ち運びが便利な点はヨギに勝るサンダルであり、デザイン的にもシンプルでシュっとしている点はヨギとの違いで、今後もヨギと並行して愛用していきます。

まとめ:ヨギはフィット感抜群の万能サンダル

ヨギ

さ、ということでキーンのヨギのレビュー記事でした。

長所と短所をザっとまとめると以下の通り。

  • フィット感
  • シーンを問わず履ける万能性
  • 履きやすさ・歩きやすさ
  • 圧倒的な水濡れ耐性
  • サンダルにしちゃあ高価
  • サイズが1cm刻み

巷のうわさによればヨギは耐久性もかなりのもので、10年以上履く方もいるんだとか。

この辺は今後実際に愛用していく中で要検証ですが、確かに形状・素材感からしてどこかから破損していくイメージはあまり湧かないサンダルですね。

サンダル選びの一助にでもなれば幸いです。

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  6. 利用者限定コミュニティで意見交換
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