【JKラングラー維持費】車検とメンテナンスと燃費と保険のお話

ジープ

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JKラングラーアンリミテッドスポーツを2017年に新車購入して丸4年、今現在ラングラー生活5年目を謳歌中です。

で、ちょいちょい聞かれるのが「アメ車って維持費大変でしょ?」といったお金にまつわる質問。

庶民が車に乗る上で、購入費やら維持費やらの金銭面ってある意味で最も重要な部分と言っても過言ではないですからね。

自分でも把握しておく意味も込めて、今回はJKラングラーにかかるお金のことを記事にしてみます。

この記事を読むとわかること
  • JKラングラーの購入費用
  • JKラングラーの維持費(車検・メンテナンス・燃費)

基本的にはね、全て「たつログ調べ」ですからね。

細かな数字は参考程度に考えてください。

JKラングラー、いい車だよ。

目次(クリックでジャンプ)

JKラングラー購入費用:車体は割安だけどオプションが高い

インパネ回り

JKラングラーアンリミテッドスポーツの新車価格は約400万円。

「400万円」と聞けば相当な大金ですが、3600ccのSUVと考えればまあ妥当な価格設定でしょう。

同じような排気量・車体サイズを日本車やら欧州車で探せば400万円で購入できる車体なんて早々ないですよ?

排気量当たりの金額を考えればJKラングラーはまあまあ割安。

ただですね、JKラングラーは標準装備がしょぼいシンプルなので、必要なオプションを付けていくと金額が嵩んでいきます。

  • ナビ
  • バックカメラ
  • ETC
  • アクセルペダル延長ブラケット

例えば私の場合はこの辺をオプション装備として追加。

これらのオプションで軽く約30万円、たっか。

今時ナビもオプションかいって話しなんですけどね、シンプルさが売りの車ですから大目に見てやりましょう。

そして謎のオプションパーツ「アクセルペダル延長ブラケット」、ラングラーオーナー以外からすれば超意味不明オプションでしょうね。

JKラングラーは底の厚いゴツいワークブーツでも運転しやすいように、アクセルペダルがやや奥まったポジションに設計されています。

で、この奥まったアクセルポジションがクッソ運転しにくい。

そんな奥まった位置にあるアクセルペダルを、標準的な位置に戻すためのオプションが「アクセルペダル延長ブラケット」。

マイナスをゼロに戻すためのオプション、これは悔しい。

ちなみにヘッドライトの標準装備はハロゲンランプ、HIDにしたい方はさらに価格が跳ね上がります。

ちっ。

JKラングラーを中古車で探す場合、オプション装備がどの程度揃っているかは要チェック。

タイヤはディーラーではなく「フジ」で買え

北海道は雪国ですから、標準装備である夏タイヤの他に冬タイヤも購入しなければなりません。

ただしタイヤは絶対にディーラーから買ってはいけません、まじで無駄に異常に高額。

例えば私がディーラーで冬タイヤを見積もりしてもらったときは、ホイール・冬タイヤセットでなんと30万円(2017年当時)。

全く同じホイール・冬タイヤセットを「フジ・コーポレーション」で購入するとなんと約1/3(2017年当時)。

ホイール・タイヤは絶対ディーラーで買ってはいけません。

たつログ調べでは、タイヤ・ホイールを買うなら「フジ・コーポレーション」が最強。

現車は下取りには出さず買い取りに出す

JKラングラーに限った話ではありませんが、今乗っている車を下取りに出す出さないの交渉は重要。

下取りであれば、ディーラーとのやり取りで現車の処分と新車の購入が済むメリットは確かに魅力的です。

が、結論から言えばディーラーへ下取りに出すべきではありません。

「買い取り」に出すのが間違いなくお得です。

例えばディーラーから下取りの見積もりが出てきたら、その金額が買い取りの最低金額と考えて問題ありません。

少なくとも私の経験上、100%の確率で買い取りの方が高額査定。

高額で買い取ってもらうために相見積もりはかかせません。

まずはディーラーに下取り価格の見積もりを出してもらい、その提示された下取り金額を基に買取店に赴き査定・交渉するのがベターでしょう。

ディーラーから車を購入し買取店で現車の売却するとなれば、買取店・ディーラーの2社と手続きを勧めなくてはならない手間は確かにデメリット。

ですが、私の経験から言えばディーラー下取りより10%増しなんてのは買取店では茶飯事。

下取りと買い取り、メリットとデメリットを天秤にかけてみましょうね。

最近だとネットで数社を一括無料査定なんて便利なサイトもあるのでね、便利なサービスは使い倒すしかないですね。

例えば「carview」なんてその代表。
査定は無料なのでまずは見積もりだけでもお願いしてみるのもアリですね。

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JKラングラー維持費1.自動車税・車検(重量税・自賠責)

検査表

毎年5月ごろ郵送でやってくる「重量税」の納付書。

これは確実に毎年かかる費用で、排気量3600ccのJKラングラーは「¥66,500」を毎年請求されます。

こればっかりはどう頑張ったって安くなりません。

JKラングラーに乗るとなれば確実に毎年かかる費用、10年乗ったら66万も払うのかよ。

車検費用は削減の余地あり

新車なら3年、その後は2年毎にやってくる忌まわしいイベント「車検」。

毎年必ず定額かかる自動車税と違って、車検費用はどこに依頼するかで相当違ってきます。

基本的に車検で確実にかかる費用は法定費用と呼ばれる下記3点だけ。

カッコ内の金額は愛車JKラングラーアンリミテッドスポーツの場合にかかる費用。

  1. 重量税(32,800円)
  2. 自賠責保険料(21,550円)
  3. 印紙代(1,200円)

合計すると55,550円。

実は車検費用の内、確実に必要な金額ってこんなもんなんですよね。

これに整備費用やら点検費用やら検査料やら何やらが上乗せされて、「車検=高額」の図式ができあがるんですね。

例えばJKラングラーの場合、ディーラー車検に出すと下記のようにお金がかかります。

  • 最初の車検(3年):約14万円
  • 2回目の車検(2年):約25万円(見積もり金額)

新車で購入して5年目、約6万キロの走行でこれはお金かかりすぎでしょうよ。

法定費用が55,550円であることを考えると、ディーラーをはじめとする車検を請け負う車屋さんは結構いい儲けになっていそうですね。

ということでね、車検についてはまじでどこに出すかによって随分と費用が変わります。

法定費用は日本全国一律ですが、整備費用・点検費用・検査料は車検を請け負うお店次第。

ディーラーの言いなりにならずに、少しでも安いところを探しましょう。

買ったお店で車検を取らなきゃいけないなんてことは全くありませんよ。

ホッ、とリーズナブルな車検♪ 「ホリデー車検」

JKラングラー維持費2.レギュラーガソリン(燃費)

計量器

まず大前提として、JKラングラーをはじめアメ車やSUVに乗りたい方は燃費なんて気にしちゃいけません。

「燃費なんぼ?」。

「え?測ってないないからわからん」という何回繰り返されたかわからないこの会話。

「燃費測って意味あるか?」という持論があって、燃費は全く気にしていません。

そんな私ですがね、今記事を書くにあたり丸4年6万キロ走ったJKラングラーの燃費を測定してやりましたよ。
ついに。

ずばり7.75km/L。

540.5km走って69.74L入りました。

排気量3600ccの2t超えSUVにしちゃあまあまあな数字じゃないでしょうか。

ちなみにね、JKラングラーの燃料はレギュラーガソリンなのでハイオク車よりも断然お財布には優しいですよ。

しつこいようですけどね、JKラングラーをはじめアメ車やSUVに乗りたい方は燃費なんて気にしちゃいけません。

JKラングラー維持費3.メンテナンス(オイル交換・タイヤ交換etc)

車を整備している

車に乗るということはメンテナンス費用も忘れてはなりません。

いわゆるランニングコストの部分、定番なものでいえばタイヤ交換やオイル交換。

例えば私がJKラングラーを購入したディーラーにオイル交換をお願いすると約17,000円、私の感覚で言えばこれはお高い。

そんな私はエンジンオイル交換をDIYで実施中、びっくりするくらい簡単で費用もかなり圧縮できます。

工具や道具を揃える初回こそ費用は嵩みますが、以降の費用は消耗品だけ。

オイルとエレメント(フィルター)代の約5,000円で収まります。

オイル交換DIYのやり方は下記記事を参照下さい。

それから、雪の降る地域では欠かすことのできないタイヤ交換。

これもスタンドや車屋さんにお願いすると、タイヤ1本につき1,000円前後かかるのが相場でしょう。

タイヤは4本あるので一回のタイヤ交換で4,000円。

っていうかね、タイヤなんて4本セットで交換するんだから1本単位の金額って必要か?

夏タイヤ→冬タイヤ・冬タイヤ→夏タイヤの交換が必要で、年2回のタイヤ交換が発生するので年間8,000円。

道具さえあればタイヤ交換なんてクソ簡単、素人がやっても30分あれば終わります。

エンジンオイル交換と同じで、最初に工具や道具の購入に費用は嵩みます。

ただ費用がかかるのはそれだけ、以降は0円でタイヤ交換ができちゃうのです。

ラングラーの場合はタイヤサイズが大きく、手順の煩雑さではなく体力的に厳しい側面もあるんですけどね。

普段から筋トレしてプロテイン飲んで鍛えておきましょう。

JKラングラー維持費4.洗車グッズと洗車料金

洗車する女性

メンテナンスと言えば大げさですが、洗車も欠かすことはできません。

見た目がキレイになるのはもちろんですが、こまめに洗うことでサビを防ぐという要素が重要なのです。

特に冬場の北海道、幹線道路に融雪剤が撒かれてそこを破砕ると下回りはあっという間に融雪剤まみれ。

下回りにこびりついた融雪剤を放っておくと、下回りはサビサビです。

車に一切興味がなく「洗車なんかしねえよ」っていう知人の実話ですが、ここ10年で3回はマフラーがサビて折れるという悲劇に見舞われています。

これは何も珍しい話ではなくて、融雪剤を放っておいてマフラーがある日走行中に落ちるなんて北海道ではよくあるお話です。

そのたびにマフラーを購入して取り替えるのとこまめな洗車費用はどちらが経済的なのか、車好きならそこは洗車費用をかけてあげましょう。

少なくとも、JKラングラーに乗るような人で「車に一切興味なし」は稀でしょう。

融雪剤が車に付着すると白くて汚らしい見た目になるので、見た目的な意味でも洗車をしない選択肢はありません。

例えば私の場合、冬場は週に最低1度は近所のコイン洗車場で下回りをゴリゴリに洗います。

これが功をそうしているのか、車屋さんにも褒められるほど私のJKラングラーの下回りはとってもきれいな状態を保っています。

ちなみにコイン洗車は一回5分で400円。もちろん現金オンリー。

これが地味に痛い出費なんですよね。

冬の期間が約20週ありますから、冬場のこのコイン洗車の費用だけで400×20=8,000円はかかっていることになります。

当然夏場も洗車しますから、洗剤やらキイロビンやらコーティング剤やらで年間2万円は使っているでしょう。

ちょこちょこ買うとダメージは少ないですが、こうして年間の金額を見ると決して洗車も無視できない出費ですね。

JKラングラー維持費5.任意保険

平均台を歩く半裸の男性

車に乗る以上避けて通れないのが任意の自動車保険。

「任意」と言いながらも、世間的には半ば強制的に入ることが義務付けられている保険です。

任意保険は契約内容によって随分と料金が変わります。

あくまで参考程度に「私の場合」ということで、私が一体どの程度任意保険料を支払っているか記載していきます。

  • 対人賠償:無制限
  • 対物賠償:無制限
  • 人身傷害:3000万円
  • 車両保険:265万円(免責5万)
  • 割引:長期優良、ゴールド免許、26歳以上
  • 特約:弁護士費用、日常生活賠償

ざっとこんな感じで、約6,700円/月、つまりは年間80,400円。

高いでしょ?

私の場合、車両保険に入っているので保険料が高いんですよね。

車両保険を外すと驚くほど安くなるので、不要な方は外してしまえば相当費用を圧縮可能。

保険会社がタイレクト型と代理店型でも結構料金が違い、基本的にはダイレクト型の方が安いです。

ダイレクト型は代理店を通さず直接保険会社と契約できるため、代理店にかかるはずのコスト分安くなります。

ただしデメリットとしては、代理店型のように保険募集人と顔を突き合わせて保険内容を打ち合わせることはできません。

とはいえ、ほとんどの保険会社はカスタマーサービスが充実しているので過度な心配は不要。

直接会って打ち合わせることはできませんが、わからないことは電話やメールで懇切丁寧に教えてくれます。

なのでね、よほど複雑な契約内容にならない限りはダイレクト型がオススメ。

「結局のところ代理店型とダイレクト型で一体どれだけ保険料が違うの?」というのが気になるところ。

ダイレクト型自動車保険ならほぼ100%ネットから無料見積もりが取れるので、是非とも気になる保険会社で見積もりを取ってみることをオススメします。

ただまあ、自動車保険各社のサイトにアクセスして、それぞれ見積もり出すのは正直面倒。

  • 車種・年式・走行距離
  • 年齢・免許証の色
  • 等級・補償内容・特約

これらをイチイチ各社のサイトで入力しなければならず、マジでクソ面倒。

で、そんなときに是非活用したいのが自動車保険の一括比較サイト。

例えば「保険スクエアbang!」
最大17社の自動車保険をまとめて見積もりしてくれるので、情報入力の手間が一度で済みます。

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便利な世の中だよね、まじで。

まとめ:JKラングラーの年間維持費はずばり428,707

札束とアタッシュケース

JKラングラーの年間維持費をざっくり計算してみます。

  • 自動車税:66,500円/年
  • 車検費用(法定)55,550円/2年→27,775円/年
  • 燃料:209,032円/年(年間12,000km走行・レギュラー135円で計算)
  • オイル交換:17,000円/年(DIYだと約5,000円/年)
  • タイヤ交換:8,000円/年(DIYだと0円/年)
  • 洗車:20,000円/年(根拠なしの何となくの金額)
  • 任意保険:80,400円/年

単純に上記を合計すると、年間維持費は428,707円という結果になりました。

あくまで「最低限必要な金額」という解釈でお願いします。

例えば車検費用は、必要最低限の法定費用のみの計算なので実際にはもっとコストがかかります。

ま、かなりざっくりした計算ですが参考になれば幸いです。

ただね、費用を削減できるところはするに限ります。

車検・メンテナンス・任意保険あたりは費用圧縮ポイント、色々検討してみるとよろしいかとお節介ながらアドバイスとさせて頂きます。

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