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【JKラングラーアンリミテッド】内装外装好きなところを紹介
突然ですけど皆さん、車お好きですか?
私、「車」好きなんですよね。
現在の愛車は、JKラングラーアンリミテッドスポーツ(2017年車)。
- 角ばったフォルム
- 丸いヘッドライト
- オーバースペックな走破性能
- アメ車
かなり好みの分かれる車種でしょうけどね、かなりお気に入り。
ということでね、今回のテーマは「ラングラーってこんな車だよ」。
ラングラーに乗ってみたいけど迷っている、そんな人の参考に少しでもなれば幸いです。
JKラングラー基本スペックを見るとそんなにアメ車っぽくない
- 型式:ABA-JK36L
- サイズ:全長4705×全幅1880×全高1845mm
- 重量:2020kg
- 最小回転半径:7.1m
- 燃料:無鉛レギュラーガソリン
- 燃料タンク容量:85リットル
- タイヤサイズ:245/75/R17
- 駆動方式:パートタイム4WD
- ミッション:5速AT
アメ車のイメージと言えば「無駄にデカいボディ」「無駄に大きい排気量」、このあたりでしょうか。
日本と比べたらアメリカは土地もデカけりゃ、人もデカいですからね、クルマも自然と大きくなるよね。
ただまあJKラングラーは、そういった意味でのアメ車感は全くなくて、良くも悪くもアメ車というより、日本のSUV的な感覚で乗れる車なのです。
それから、アメ車といえば故障しやすいイメージのお持ちの方も多いでしょうが、今のところ走行不能になるような致命的な故障は一切ありません。
定期的なメンテをしてやれば、「アメ車=壊れやすい」の公式はあてはまりません。
そもそも雑に乗ることを前提に作られた車種ですから、多少雑な扱いをしても勘弁してくれる懐の深い車なのです。
車体サイズはランクルプラドより小さい
JKラングラーの重量は見た目のゴツさ通り2t超えのそこそこヘビー級。
ですが、外形寸法を数字で見ると意外にコンパクト。
アメ車のSUVと聞いて、駐車場が困りそうだからと購入をためらっているそこのあなた、ラングラーのボディサイズ的は国産SUVとさほど変わりません。
JKラングラーアンリミテッド | ランドクルーザープラド | |
---|---|---|
全長(mm) | 4705 | 4825 |
全幅(mm) | 1880 | 1885 |
全高(mm) | 1845 | 1835 |
なのでね、実はJKラングラーはランクルプラドよりも小さいんですよね。
ラングラーは外観が角ばってるから大きそうに見えますが、数字で見れば全然そんなことはありません。
高さはラングラーの方がプラドより1cm高いですが、まあ1cmの差なのでほぼ同じ。
屋根付き駐車場は高さに注意ですが、ノーマル車高で1845mm(1.845m)なので車高を上げていなければ2m以下の屋根付きは楽勝。
ラングラー、アメ車のクセに日本の道路事情にも駐車場事情にもマッチした車と言えるでしょう。
最小回転半径は大きく小回りはきかない
JKラングラーは「最小回転半径:7.1m」。
これ、かなり大きい数字です。
最小回転半径が大きい、つまりラングラーは小回りが利かないということなのです。
先ほどボディサイズで例に挙げたランドクルーザープラドで5.8m、比べると大きい数字であることがおわかりいただけるでしょう。
- 最小回転半径とは?
-
ハンドルを全開に切って旋回したときに、一番外側のタイヤが描く円の半径のこと。
これが小さいほど小回りが利く。
とはいえ、よっぽど細い路地に入らない限り特に問題ないし、立体駐車場の取り回しも全く問題なし。
私の住む北海道でいえば、まず間違いなく主要道路は余裕で走行できます。
札幌の駅前やすすきの界隈を走っても何ら不便はありません。
ラングラーの魅力は可愛らしい見た目と雪国でも文句なし走破性
ラングラーの魅力は何といってもまず見た目、可愛いのかカッコイイのかなんとも言えない見た目、私は大好きです。
私の場合、購入の決め手ははっきり言って見た目。
そして性能面で確実に伝えたい魅力は何よりも走破性の高さ。
どんな道だろうと「ま、なんとかなるっしょ」、という走破性に対する安心感がマジで頼りになります。
私の住む地域は北海道の中でも雪の多い地域。
ですが、どれだけ雪が降ろうと何とかなるだろうという安心がたまりません。
降雪地帯に住む方なら共感して頂けるのではないでしょうかね。
雪国居住者には絶対的にオススメしたい車ですね。
ラングラーの燃料はレギュラー、燃費は気にしちゃいけない
ラングラーはレギュラーガソリンでOK。
もちろんハイオクを給油しても何ら問題ありませんが、エンジン性能だとか走りのことがチンプンカンプンな私はいつもレギュラーを迷わず選んでいます。
燃費は7km/Lくらいでしょうかね、正直燃費のことは全く気にしていないので未測定。
2t超えの重量と3600ccを持ってして、低燃費なわけありません。
なのでね、燃費のいい車を求める方にラングラーは全くもってオススメできません。
燃費を気にする方をディスるつもりはないんですが、ぶっちゃけ「燃費を計算して何の意味あるの?」ってのが私の本音。
パートタイム4WDはメカ感があって好き
ラングラーは2WDと4WDを車内にあるレバーによって切り替えることができる、パートタイム4WDという駆動方式になっています。
舗装道路や多少の砂利道は2WD、雪道や凍結路面の発進時は4WDに切り替えるのがベターですかね。
2WDと4WDの切り替え方は簡単。
サイドブレーキ付近にあるレバーを「2H」から「4H」の位置へガッコンと移動してやればOK、切り替わると水温計上部にオレンジ色で「4WD」と表示されます。
2WD・4WD切替レバーが固くて、なかなか切り替えられない時があります。
そんなときは低速走行しながら、シフトレバーを「N(ニュートラル)」に入れた状態だと切り替えやすくなるのでお試しあれ。
速度60km以下なら走行中の切り替えも問題なし、私もしょっちゅう走行中に切り替えますが全く問題ありません。
車の個体差もあるかもしれませんが、停止中よりも走行中の方が切り替えやすいような気がします。
一回やればこんなもんかと感覚がわかるでしょう。
何となくコツのようなものはありますが、腕力は不要なので女性でも安心です。
この2WDと4WDを切り替える作業、メカを操作してる感満載で好きなんですよね。
時代遅れな標準装備(ヘッドライト=ハロゲン・ETCとナビは無し)
ラングラーの外観的な大きな特徴と言えば可愛らしい丸目のヘッドライト。
このヘッドライト、この時代に標準装備はハロゲンランプ。
今時ハロゲン?なんで?
実はハロゲンランプ装着にはちゃんと理由があって、ハロゲンランプは発熱量が大きく雪が付着しても溶けやすくするためなんだそう。
ま、雪の少ない地域には全く不要な機能ですけどね。
理由あってのハロゲンだけど、夜道はやっぱり暗いよね
そしてETC・カーナビはオプション装備、今時ナビも標準装備じゃないんかいって話しなんですけどね。
「ま、ラングラーだからいいか」って許せちゃう人に乗って欲しい車です。
オープンカーになる世にも奇妙なSUV、ラングラー
ラングラー、SUVなのにオープンカーになっちゃいます。
SUVなのにオープンカー、これはラングラー最大の特徴と言えるでしょう。
屋根を外して走ると、晴れた日はマジで超気持ちいい。
よくあるオープンカーの場合、パワーウィンドウのように自動で開き屋根部分が格納、スタイリッシュでスマートで素敵ですね。
が、ラングラーのオープンを舐めてもらっちゃあ困ります、スタイリッシュにオープンなんてできやしません。
人間が手動で屋根を外してオープンカーにするのです、それがラングラー流なのです。
しかもこの屋根が結構重い。
カッコつけて一人でやるとどこかしら体を痛めかねないので、二人以上で外すことをオススメします。
で、外した屋根は車内に収納できるはずもなく、家に置いておくことになります。
つまり、一旦屋根を外して出掛けてしまえば、例え走行中に雨が降ってきてもどうにもできません。
どうです?そこらのオシャレなオープンカーとは随分毛並みが違うでしょ?
屋根を開けるときはそれなりの覚悟を要する、それがラングラーなのです。
JKラングラーの内装は時代と金額を考えれば不合格
JKラングラーの内装、はっきり言って大したことないです。
- 空調がザル
- 後部座席の不便さ
- ドリンクホルダーの使いにくさ
- 乗り降りのしにくさ
まずこの4点はJKラングラーの内装不満四天王。
この4点は不満の中でも強者であり、実際のところ細かく言えばキリがありません。
日本車の内装、あの価格であの性能はコスパ抜群だったんだなと痛感するでしょう。
基本的に、JKラングラーの内装に期待してはいけません。
唯一内装で声高に褒めておきたい点は1つ、運転席の高さ調整ができるのが小柄な我が家にとっては結構ありがたかったりします。
JKラングラーは空調システムがザル
JKラングラー、空調関係がしょぼい。
夏は暑いし冬は寒い、良く言えば季節を感じられる車ですかね。
ハンドルヒーターはもちろん、シートヒーターもありません。
極めつけは空調の吹き出し口がフロントのインパネ回りにしかありません。
そのため、特に後部座席は夏暑く冬は寒いのが如実に感じられます。
後部座席のために温度調整すると、運転席・助手席が夏寒く冬暑い状態。
車内の温度調整はちょっと難しいですね。
「快適」って何ですか?
3ナンバーなのに後部座席のリクライニング不可
後部座席、背もたれのリクライニングができません、3ナンバー登録なのにね。
こんなん直角すぎて疲れるだろって角度な後部座席は快適とは程遠い仕様になっています。
後部座席は人を乗せるためというよりは、本来荷物を載せる空間。
荷物が無いときには人が乗ってもいいよ的なニュアンスで捉えておけばよろしいかと存じます。
「リアシートのリクライニングができない」と書きましたが、後ろ側には倒れないけど、前側には倒せるのです。
「人」ではなく「荷物」のためならJKラングラーは頑張ります。
リアシート部分もトランクの一部となり、積載容量が大幅UP。
キャンプに行くときや車中泊するときには重宝する機能です。
だけども、これには落とし穴があります。
写真でわかります?
そう、リアのセンターヘッドレストを取り外さないとヘッドレストとコンソールが干渉して最後まで倒せないのです。
ということでね、我が家ではリアシートのセンターヘッドレストを取り外して捨てました。
これはさすがに設計思想が意味不明、ラングラー愛のある私にも弁解しようがありません。
外して保管ではなく廃棄、ヘッドレストってかさばるし保管しにくいんですよね。
リアのヘッドレストは外した状態でも全く問題なし。
ドリンクホルダーの位置と深さがビミョー
運転席と助手席の間にあるドリンクホルダー、これが絶妙に使いにくい。
まず位置が運転席寄りのため、運転席からは近すぎて入れにくい&取りにくい。
そしてなぜか結構深く、短めの缶や紙コップはすっぽり隠れてしまいます。
それともう一点。
縦並びになっているので、2人で同じパッケージの飲み物を入れているとどっちが自分のかわからなくなります。
乗り降りしにくい=掴まるところがない
ラングラーは乗り降りしにくい。
これは車高が高いからというのがそもそもではありますが、何と言っても掴まるところがないんですよ。
運転席であればハンドルを掴むか、他の場所ならシートを掴むしかありません。
取っ手をつけようかと計画しましたが、結構値が張るのでまだ手が出せていません。
購入したら取り付けに関しての記事も書きますね。
ちりばめられる遊び心にアメリカを感じる
そういえば、JEEP(ジープ)車に共通するデザインってご存じですか?
それはズバリ、フロントマスクのセブンスロットグリル(縦長の穴が7つ並んでいるデザイン)。
これ、著作権で保護されているもので、ジープ以外では使用できないんです。
それでこのセブンスロットグリルのデザイン、内装・外装問わず色々なところにちりばめられています。
車の性能には全く関係ありませんがね、こういった遊び心は粋に感じたいところです。
アメリカのこういったユーモラスな部分は日本車にも是非取り入れてもらいたいですね。
さりげない遊び心、好き。
まとめ:JKラングラーはロマン・粋・遊び心の車
不満はしっかりと、魅力はぼんやりとお伝えする記事になってしまいました。
ラングラーは環境性能や効率を追求した現代車とは全く違います。
ロマン・粋・遊び心を味わうための車なのです。
- 燃費
- コスパ
- 必要最小限
車に上記のような要素を求めている方には、正直ラングラーは全くオススメできません。
むしろこれらとは真逆の車と考えて差支えないでしょう。
それから、アメ車と言えば故障しやすい印象をお持ちでしょうか。
私の場合は新車購入したこともありますが、走行不能に陥る致命的な故障は一切なし(2020年現在)。
中古車を買うにしても、タフに使いまくった個体を購入する場合はアレですが、認定中古車あたりを選んでおけば過剰な心配は不要。
そして最後にラングラーっぽさを1つだけ紹介。
どうです?この車検証ケース、付属品とは思えない程カッコよくないですか?
黒い布地に緑色の刺繍で「Jeep」。
これはね、贔屓目なしにしても相当カッコイイです。
ただですね、この車検証ケースなんせ大きい。
車検証と言えば、助手席のダッシュボードが定位置と勝手に思っていましたがラングラーの車検証ケースが大きすぎて収まりません。
助手席ダッシュボードは勿論の事、車内のどこの収納にも入りません。
で、車検証ケースはトランクに入れるのがラングラー乗りの常識みたいです。